欧州の陸上競技大会、AIが解説!? | 漫才風時事批評!夏川立也の毎日が時事ネタ漫才!

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漫才は文学だ! ☆日本の職場と家庭にほんの少しのスマイルを☆

 

今日の話題は、“欧州の陸上競技大会、AIが解説!?”です。

 

 

「社長、今日はAIの話題です」

 

『AIがなんのことかというと』

 

「なんでしょう?」

 

『ええ愛』

 

「違います。子供みたいなボケはやめてもらえますか」

 

『悪い愛』

 

「ボケになってません」

 

『普通の愛』

 

「欽ちゃんですか」

 

『じゃ、オールターナティブ・インターカルチュラル・インスティチュート』

 

「どういう意味ですか?」

 

『わからん』

 

「なんでそんな適当なことが口から出るんですか」

 

『AIがなんの略って、案外難しいな』

 

「Artificial Intelligence、人工知能ですね」

 

 

 

『う〜ん、しかし、AIの勢いはすさまじいよな。チャットGPTとか』

 

「ですね」

 

『チャットGPTとか』

 

「はい」

 

『チャットGPTとか』

 

「それしか知らないんですか」

 

『でもさ、チャットGPTにお題を出したら、小噺とか、普通に作るから』

 

「ですよね。僕は、必ず上がる株を教えてもらおうと思って入力したんですよ」

 

『どうだったんだ? 教えてくれ』

 

「申し訳ありませんが、株は上がったり下がったりするもので、誰にも予測できないものです」

 

『チャッピー、いいヤツじゃないか』

 

「誰がチャッピーですか? でも、めちゃめちゃ腰低いですよね」

 

『俺がチャットGPTだったら、この株が上がります。って適当に言うけどな』

 

「実際わからないでしょ」

 

『いやチャットGPTが名指しすれば、みんなが買うだろ。じゃ上がるじゃん』

 

「確かに」

 

『で、上がったところで、あらかじめ買い占めておいたのを売る。・・・・・・むふふ』

 

「悪い顔、やめてもらっていいですか」

 

 

 

『俺は、チャットGPTって名前を聞いた時、ホッとしたよ』

 

「どうしてでしょう?」

 

『だって、そんな凄い人工知能の名前はこちらです!』

 

「デレデレデレデレデレデデン!」

 

『スカイネット! なんて発表されたらどうだ』

 

「確かに! それですよ! のちのち人類を滅ぼそうとするの!」

 

『そうなるよなぁ』

 

 

 

「で、今月ポーランドで開幕する、陸上の欧州チーム選手権で、なんとAIが」

 

『走るのか!?』

 

「想像もつきませんよ。そうではなく、解説するそうです」

 

『AIが陸上の試合を解説!?』

 

「そうです」

 

『それは歌手のAIじゃないのか』

 

「普通にゲストじゃないですか。違いますよ。実在する英国の解説者で元陸上選手のハンナ・イングランドさんのクローン音声で、24時間ライブストリーミングするそうです」

 

『ほわぁーーー。そりゃまぁ、AIなら寝なくていいんだもんな』

 

「凄いですけど、怖いですよね」

 

『ちょっと、どんな解説するのか聞いてみたいよ』

 

「本人に完璧になりすまして、AIが完璧に活躍する時代が来ますね」

 

『そうだよ。でも逆に、声も映像もコピーされたら、オレオレ詐欺どころじゃなくなるな』

 

「どうなるでしょうか」

 

『もはや、オレそのもの詐欺、だな』

 

「そういえば、AI使って知り合いの声と顔になって、詐欺を働く事件が多発しているそうです」

 

『やっぱ悪いのはAIじゃなく、それを使う人間だよな……』

 

 

 

「しかし、社長、これからの世界はどうなっていくんでしょう?」

 

『良い人間ばかりになって、良い時代であってほしいよな』

 

「そうだといいんですけどね」

 

『いや、大丈夫だ。まるで新婚家庭のような世の中にきっとなると俺は信じる』

 

「新婚家庭ですか? 意味がよくわかりませんよ」

 

『何を言ってるんだ。未来の世界も、新婚家庭も』

 

「はい」

 

『いつもそこら中に、AI(愛)があるだろ』

 

「・・・・・」