今日の時事ネタ漫才の話題は、“被害者参加制度”のようです。
「社長、被害者参加制度って、知ってます?」
『ん?・・・被害者が参加する制度か?』
「そのままじゃないですか。何に参加するかが問題ですよ」
『う~ん・・・被害者だからな。。。政治資金規正法に関する有識者勉強会?』
「何、ややこしいこと言ってるんですか?」
『分からないよ。教えてくれ』
「裁判に参加できるんですよ」
『ヘレン・ケラーの先生?』
「それ、サリバンです」
『懐かしいよな。。。やっぱ、先生と言えば、サリバン先生か金八先生だよな』
「僕は、選手“宣誓”ですかね」
『それ、字が違うだろ。。。』
「じゃ、河野先生」
『おぉぉぉっ!飛び出せ青春か!』
「懐かしいですね。でも、青春が飛び出してどうすんでしょうかね?」
『絵本でも、目玉でも飛び出すのはいいことだよ。。。』
「で、僕今思ったんですけど、エド・サリバンって、東京裁判に似てませんか?」
『おぉぉぉ。。。もしかしたら、何か陰の繋がりが・・・あるわけねぇじゃん』
「とにかく、去年の12月1日以降の事件では、裁判所の許可を得て、
被害者が裁判に参加できるようになったんです」
『・・・そういや、今まで聞いたことないよな』
「僕は、被害者や遺族が直接裁判に関われるって凄いと思いますよ」
『しかしさ、被害者が参加できるって、どうだよ?』
「画期的ですよね」
『そうか?』
「そりゃ、国と被告人だけのものが、被害者にも開放されるわけですから」
『ムチャクチャな被告もいるわけだから、怖いかもしんないぜ』
「そうなんです。それで、昨日問題が起きました」
『なんだ?』
「被告が被害者に向かって、“顔は覚えてるから、またやってやる!”と暴言」
『想定内だな』
「被害者女性は怯えて泣いてしまって20分間の休廷」
『そうなるだろ?』
「被告は、脅迫証人威迫罪で、追加審理」
『被害者は以降の審理には出席できず。。。』
「その通りです」
『難しいところだよな』
「僕が被害者だったら考えますよね」
『ある意味、被告とは関わりたくないわけだもんな』
「大切な権利だとは思うんですけど、円滑に進めるには何が必要でしょうか?」
『そりゃ、お前、裁判だけに、、、』
「何でしょう?」
『最終的には決心(結審)だよ』
「・・・・・」