愛猫が教えてくれたこと | ナリ心理学認定講師 川上れいこのモテブログ

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猫の日と聞いて思い出すのが、

 

 

小6から飼っていたトラちゃん(♀)

21歳まで生きてくれて、2年前に看取りました。

 

むちゃくちゃ短気でよく咬まれましたが、べらぼうに可愛かったです(ΦωΦ)

 

 

 

 

 

 

あなたにとってペットはどういう存在ですか?

 

わたしはトラちゃんの介護~看取りの経験で

 

無自覚にペットのこと“〇〇な存在”とみていた自分に気が付きました。

 

この経験がなければ、

 

何匹飼育しても、

どんなに知識をつけても、

どんなに最先端医療を受けさせても

 

ペットを飼うことが苦しかったと思います。

 

 

 

 

 


 

トラちゃんが亡くなる2週間前、出かける予定があったんですね。

 

その予定はキャンセルすることも出来たんですけど、

以前から予定は決まっていて、とても楽しみにしてたんです。

相手もスケジュールを早くから押えて楽しみにしてたんです。

 

 

介護生活は2年以上に渡り、体調が安定しない日が続いていました。

 

トラちゃんがいつ亡くなるか分からない。

 

可愛いトラちゃんが亡くなる時は絶対に看取ってやりたい。

 

だってそうしないと、トラちゃんが可哀想だから

 

看取られないなんて可哀想

ずっと側にいてもらえないなんて可哀想

ひとりで亡くなるなんて可哀想

病気になって可哀想

しんどそうで可哀想

 

同じようにペットを飼ったことがある人は頭をよぎることだと思います。

 

 

 

 

予定をキャンセルしたくない、けどトラを見捨てるなんて出来ない、

 

泣きながら、暗く、重い感情をノートに書いていました。

 

そしたらフッと気づいたんですよね。

 

 

可哀想

可哀想

可哀想

 

・・・

 

わたしトラちゃんのこと「可哀想」って思ってる。

 

それって本当?

 

確かに病気になって今は苦しんでる時間もあると思う。

医療で全て解決できないこともあるしね。

 

 

でも、トラちゃんが過ぎしてきた20年間はずっと可哀相な猫人生だったの?

 

あまり懐っこい猫ではなかったけど、

 

 

 

寒い日はお父さんの膝に座って撫でてもらって、

 

お母さんに美味しいご飯もらって、

 

お姉ちゃんに猫じゃらしで遊んでもらって、

 

わたしと毎晩一緒に寝て、

 

いつも家族団らんの場面にはトラちゃんはいたよね?

 

いつも家族のそばにいて、とっても幸せな20年間だったじゃん。

 


 




トラちゃんのこと可哀想な存在にしてるのはわたしだ。

 

わたしの頭の中で可哀相な存在に変換してしまってるんだ!!

 

 

偶然うちの納屋で生まれて、

偶然母親に1匹だけ忘れられて逃げられて、

偶然一緒に生活することになって今があるだけで

 

トラちゃんは猫に生まれて、猫の人生をただ生きてただけ。

その20年間をわたしと共有しただけ、それが事実なんだ!

 

 

 

 

 

 

なのに、

 

もっと楽にしてやれたんじゃないだろうか

もっと出来ることがあったんじゃないだろうか

もっと可愛がってあげればよかった

もっと遊んであげればよかった

もっと一緒の時間を過ごしてやればよかった

 

そうやって後悔ばかりして、

 

 

 

 

わたしは何の役にもたててない

わたしに飼われてかわいそう

わたしじゃなかったらもっと幸せになれてたのかも

 

って考えてしまうのは、

 

こんなわたしに飼われて可哀想って、

 

わたしが私自身を“可哀相な存在”とみてる??

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです、

 

飼い主自身が自分のことを“可哀想なわたし”と思っていると、

 

ペットにも“可哀想な存在”を投影しちゃうんですよ。

 

 

 

“可哀想”なトラちゃんを

“可哀想”なわたしが介護して看取る

 

そりゃ苦しいわけです。

 

 

何匹飼育しても、

どんなに知識をつけても、

どんなに最先端医療を受けさせても

 

今まで何頭もペットを看取ってきましたが、

どの子の死にも罪悪感しか残ってませんでした。

 

 

「わたしは何もしてやれなかった」

 

それは「こんなわたしではチカラになれない」が大元にあったんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

「してあげられなかったことを探すのではなく」

「してあげられたことを探す」

ように変わるのも、

 

 

「ごめん」ばかり言っていたのが

「ありがとう」

に変わるのも、

 

 

まず自分自身が“可哀相な存在”を止めていくのが重要だと思います。

 

そのためには「亡くなったあの子」ではなく「じぶん自身」と向き合ってください。

 

 

 

 

可愛いペットは、あなたと楽しい時間を過ごせて幸せだったと思いますよ(^^)

 

ちなみにわたしは予定もこなせ、トラちゃんも看取れました。

あんないい猫と20年間も過ごせて、わたしは幸せものです!

 

 

 

 

 

 

お気に入りの猫写真、見せて!

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