身銭を切れ
前作のブラックスワンを読んだのが約10年前くらい、非常に難解で読みごたえがある本だった。ブラックスワンの著者ナシーム・ニコラス・タレブの「身銭を切れ」を読んでいる。
ブラックスワンとは何なのか、ブラックスワンとは言葉くらいは聞いたことある人もいると思うが、実際に本を読み切った人はほとんどいないはず。ブラックスワンとは、本来おこるべきはずのないくらい確率が低い事象が実際に起こってしまい、世の中のルールが大きく変わるような事象のことだ。
例えば2008年に世界を震えさせたリーマンショックや2011年に日本で起こった東日本大震災などのことだ。ひとたびブラックスワンが起こってしまうと社会に大打撃を与えるだけでなく、社会のルールが大きく変わってしまう。
リーマンショックが起こって、調子のよかった不動産市場は一気に暴落、銀行の貸し渋りが起こり、数多くの起業に影響を与えた。東日本大震災では原子力発電所に大きな被害が起きて、今なお地元に帰れない人たちがいる。また、東日本大震災以後に原子力発電所のあり方が大きく問われ、ときの政権である民主党は脱原子力発電のエネルギーとして、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを次世代のエネルギーとして位置づけて、経済産業省主導のもと新しいエネルギー政策に舵をきった。
このように今となっては当然のことなんだが、ある大きな事象(ブラックスワン)が起こることによって、社会のルールが大きく変わったことによって起こったことだ。
このブラックスワン、とても気に入ったので私のブログのヘッダ画像にも取り入れています。ブラックスワンが起こることを予測することができるのか、著者のナシーム・ニコラス・タレブによると予測不可能であると、予測不可能であるからこそ被害が大きくなってしまう。
ブラックスワンの本の中では、ブラックスワンを捕まえることができるのか、ユーモアあふれる事例をとおして説明がなされている。実際にブラックスワンを人力で発生させることはできず、ほとんどのブラックスワンになるような発明などはセレンディピティ(偶然の産物)によるものだということだ。
ただし、著者によるとブラックスワンを捕まえる確率を少しだけ上げることはできるとのことだ。予測不可能な社会をどうやって生きていけばいいのか、「ブラックスワン」「身銭を切れ」は指針になるような言葉や事例があふれている。
ブラックスワンを読んでわかったのは、結局のところ株式市場やウォールストリートの住人がほとんどはペテン師の集まりだということだ。ペテン師だらけの世の中をどうやって生きていけばいいのか、かなり難解だがためになりユーモアのある話なので是非とも挑戦してほしい1冊である。
民泊の利回りはどれくらい?
民泊の利回りは実際のところ、どれくらい出るのか?
気になっている方は多いと思います。
オリンピックのある2020年は100〜200%くらいの利回りで回りそうです。しかもこれは表面利回りではなくて、経費を支払った後の利回りになります。
すでにオリンピック期間の7月24日〜8月9日に予約が入っている物件がありまして、東京都内であれば1泊で7〜12万円の宿泊料が取れそうです。
この単価にオリンピック期間➕αで40日をかけてみてください。これがオリンピック期間の期待収入になります。
民泊を運営するには部屋を借りたり、家具や家電を購入したり、200〜300万円ほどの初期費用がかかりますが、オリンピック前後の期間だけで初期費用が回収できるのではないかと思います‼️
オリンピックまであと7ヶ月ほど、準備だけでも2〜3ヶ月ほどかかりますので、今が民泊を始める絶好のチャンスです!