2008年秋冬ドラマ | さぶっ!かるちゅあ。2

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女性ポートレートを中心に掲載していきたいなあ。サブカルチャーねたを独断と偏見で書ければいいし。でもでも、あくまで真面目なブログです。

今期のドラマはいまいち盛り上がらんなあと思っていましたが

それでもやっぱり完録したものしそうなものがいくつかありましたので

それを記録しておきます。


まず、見ると涙が出てしまったドラマ。


小児救命


私涙もろいんです。

ドラマで泣くタイプです。

そんな私が今期一番泣いてしまったのがこれです。しょぼん


小西真奈美さんが医者になるドラマを見たのはこれが3回目ですが


間違いなく、リアルさでナンバー1でしょう。

「きらきら研修医」の医者が成長した姿に見えないでもないですが

今までの中で一番、小西さんが本物の女医さんに見えます。


「ちゅらさん」、「ココリコミラクルタイプ」などたくさんの作品に出演されている小西さんですが

シリアスなドラマとしてはきっと代表作になるんではないでしょうか。


ドラマの作りとしても薄っぺらな感じが全くなく

これでもかというほど小児医療を中心に今の医療に対する問題意識が詰め込まれています。


もちろんドラマですからちょっと詰めすぎなところもないではないですが、

でも、その問題点がストーリーのテンポのよさでどんどん提示されてきます。


病院経営、医師不足、老老介護、幼児虐待、モンスターペイシェント、たらい回しなどなど。


見終わると暗澹とした気持にもなりかねないんですが

小西さんの演じる青山先生の一途さ、純粋に子供たちを救いたいという気持ちが伝わり

一つの明かりとして救われます。


現役のお医者さんが相当熱心に医療監修をされているとのことで

きっと、青山先生はそういうお医者さんの代弁者なのかもしれません。


とても難しい問題ですが、まずはその存在を認識する事から始めるしかないのでしょう。


そう思わせられる骨太なドラマです。




次回は一番笑わせられたドラマを記録します。