意志を持ったひな鳥が殻を破るんだ。 | HUNK D.C代表取締役社長ブログ「泰然自若」

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宮崎創業1983年「平家の郷」
創業から35年、受け取ったバトンをしっかり繋いでいきたい。永く強くワクワクの経営を目指して、歩みを進めます。

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孫子の兵法で好きな言葉に

『正を以って合し、奇を以って勝つ』とあります。
(戦を始める時は、真正面に堂々構えて敵と相対し、最後の勝ち時は、奇策を以って敵を討て)





これを、

王道、正攻法となる基礎をしっかりと固めて商売しながら、自社の差別化、強みとなるものを磨け

と解釈して経営を進めたいと考えてます。

奇策や応用は、基礎があってこその強みとなるんだと感じます。





少し違った見方をするなら、

商売はベースとなる営業をしていくことと、ここぞという時の、勝負所を逃さない勝負強さも大事です。

そこで踏ん張れるか、一皮むけるかはその後を大きく左右するように思います。








今日はそんな勝負所の教育の話。



たくさんの社員やキャストを見てきて感じるのは、

勝負所で踏ん張った人は必ず成長しているなと感じてます。

それは、逆境の中であったり、このままじゃダメだと自分を追い込んで、自らの意志を持って臨んでいる時です。








もちろん、常にそうあるのが理想ですが、

こればかりは環境や目標によって、人それぞれの意志によるものだと思います。

会社や組織が出来ることは、そう感じてもらえる環境や空気、風土を作り上げること。

そこまでやって、最後は、本人の意志です。







社員の面談の時に、こんな話をしました。

ひな鳥が卵の殻を破って出てくる瞬間がある。

俺はそれが『勝負所』のような気がしてる。





周りでいくら『出てこい』と叫んでいても、ひな鳥は出てこないし、

ましてや、無理矢理に卵を叩き割って出したりしたら、ひな鳥もたまったもんじゃないよな。






周りは卵から出てきやすい環境を整えることまでなんだ。

最後の最後は、

ひな鳥自身が「よし、殻を割って外に出るぞ」と意志を持った時、必死になって中から殻を破った時に出てくるんじゃねぇかな…と。






誰にも、どんな状況の中にも勝負所はあります。

そして、それを逆境だピンチだと感じるのか、

この難局は勝負所だ。

これを乗り越えて、今まで以上に俺は強くなってやると意志を持つのかで、

その後の人生は変わるんじゃないかと思う。








殻を破れ。

殻の中にいちゃ見えない景色が待ってるよ。

誰にだって、人生においてそういう瞬間はくるもんです。

今、課題があることが悪いことじゃない。

その状況は、誰かにとっては殻を破り、外の世界に出てくるチャンスだよね。






こんなイイ話…ちゃんと伝わってくれてるとイイなぁー。笑

イイ話をした時は表情が晴れやかです。

それが継続するようなサポートをしていきたいと思う。






殻を破る社員が続々と増えていきます。

今年も残り2ヶ月。俺も殻を破りにいきます!






最後にこれは伝えたい。

俺は今、なぜか

卵かけご飯を無性に食べたい…笑




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