私は、妻の看取りをして、「ガンの末期医療の在り方」や「その人らしい人生を全うすることができる援助」に、思いがあったんです・・
妻も、関西カウンセラーの勉強もしていました・・
だが、私は、そんな理屈でない看取りをしようと思いました・・
そこで、今のビハーラ活動にかかわりました・・
ところが、実際は、相手を受容し、寄り添う活動とは、縁遠い活動でした・・
そこで、数度、止めようかと思いました・・
そんな時に、青木新門さんの本に出会い感覚を変えました・・
末期患者には、激励は酷で、善意さえも悲しいし、説法もいらない・・
最後の人生のステージには、綺麗な青空のような瞳をした、透き通った風のような人が側にいるだけで良いと言う文章を読んで思いました・・
何かをするのでなく、本当に悩んでいる時は、悩みを共有するだけで良いんですよね・・
私は、そんな思いで、今後は、当面ボランティア活動にかかわろうと思いました・・
何かをすれば、何かの結果が出ると言う大きい成果を求めるのでなく、死と言う様々に違う思いのある解決できない悩みを一緒に共に考える自分になろうと思いました・・
死は、死に直面した人だけの問題でなく、生きている私も含めたみんなの問題ですから・・