ファーストフードの高級化? | 高橋翻訳事務所スタッフリレーブログ

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こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)経済分野翻訳担当の佐々木と申します。


経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳今回のテーマはファーストフードチェーン(fast food chain)が続々と投入する高級商品についてです。

まずはマクドナルド。7月6日に一日限定で1,000円の高級バーガー「クォーターパウンダー ゴールドリング」を発売し、30万個が完売。7月13日には第2弾の「クォーターパウンダー ブラックダイヤモンド」も完売。そして7月20日には第3弾の「クォーターパウンダー ルビースパーク」が数量限定で発売される予定となっています。私も子どもの頃からマクドナルドを利用していますが、ハンバーガーが1,000円というのは信じられない価格設定です。そして、牛丼業界で低価格路線を進めていた吉野家。新商品の「牛カルビ丼」は並盛が480円となっており、牛丼並盛の280円と比べるとその差は歴然です。

しかし、なぜこのタイミングで高価格帯の商品が相次いで発売されているのでしょうか。主な理由としては円安による原材料の高騰が挙げられています。また、安倍政権が掲げる「アベノミクス(Abenomics)」によって個人消費が回復傾向にあるとの見通しも後押しをしています。

しかし、実際に国民が景気改善を肌で感じているかと言えば疑問符が付くのが現状です。ファーストフード=低価格というイメージが強く残っている中、今回の高級化路線が吉と出るか凶と出るか、当面の間は様子を見る必要があるでしょう。




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経済分野全般翻訳を担当しています。大学在学中に経済学を専攻していた知識を基に、日頃からさまざまなメディアを活用して新しい情報の収集を続けています。「経済」というと、分かりにくい、難しいというイメージがありますが、専門用語には注釈をつけるなど、違和感なく、スムーズに読むことのできる表現を心がけています。

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