こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)医学翻訳担当の平井と申します。
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細胞の表層、つまり細胞膜の外側には「細胞壁」と呼ばれる網が覆っています。細胞の内側と外側では大きな浸透圧がありますが、細胞膜が圧に耐えて破れないのは、細胞壁が保護しているからです。細胞壁を取り去ったり、作れなくしたりすると、細胞はパンクして死んでしまいます。抗生物質のなかの抗生物質といえる、今なお世界中で広く使われているペニシリンは、細胞壁の合成を止めて細菌をパンクさせます。われわれ高等動物の細胞には細胞壁がありません。代わりに、細胞膜の内側から細胞骨格という骨組みを張ることで浸透圧に耐えます。そのため、ペニシリンは侵入してくる病原菌は殺しますが、私達にはほとんど害がありません。
この原理を知る上では病原菌を使う必要がありません。病原性のない安全な大腸菌を使って突き止めることができるからです。
![医学翻訳 ・分子生物学翻訳 ・生化学翻訳](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120209/17/t-honyaku/fc/67/p/o0140015011783881539.png?caw=800)
大学や研究所で得た知識と経験を生かし、生命科学全般を対象に翻訳を手掛けております。最先端の技術内容に関する仕事が多いため、調査には十分な時間をかけた上で、読み手の立場を十分に配慮し、さらに原文のニュアンスや言葉のリズムを掴み、論理的で読みやすい翻訳文を提供できるよう努めています。
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★ブログひな形 平井さん(学術論文)