こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)学術論文翻訳担当の平井と申します。
![医学翻訳 ・分子生物学翻訳 ・生化学翻訳](https://stat.ameba.jp/user_images/20120209/18/t-honyaku/19/f1/p/t02200169_0300023011783972463.png?caw=800)
しかしゴムはタイヤの重量の半分を占めるにすぎません。タイヤの重量の25%は補強材(reinforcement material)としてのカーボンブラック(carbon black)です。さらに15%はカーカス(carcass)と呼ばれるタイヤの骨組みを作り上げている繊維です。カーカス用繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、アラミド繊維、スチール線が使われます。残りはビードワイヤーが5%、その他配合剤が5%です。このようにタイヤはゴム製品というよりも、ゴム、カーボンブラック、繊維、ビードワイヤー(bead wire)の複合材料と言えましょう。
道路に接するトレッド部、タイヤ側面のサイドウォール部、トレッド部とサイドウォール部の中間のショルダー部、ホイールと組み合わさってタイヤをホイールに固定するビード部から成ります。タイヤを製造する際には、まずロールでゴムを練りゴム薬品を混合した後、ゴム板をつくります。これをトレッド押し出し機で押し出し、タイヤの長さに切ってトレッド部をつくります。また、カレンダー成形で繊維にゴムを被覆させ、カーカス部をつくります。ビードワイヤー押し出し機でビードワイヤーにゴムを被覆してビードワイヤー部を・・・というふうに、その製造方法は大変手間のかかるものです。簡単に言えば電線被覆に似ていると思います。
![医学翻訳 ・分子生物学翻訳 ・生化学翻訳](https://stat001.ameba.jp/user_images/20120209/17/t-honyaku/fc/67/p/o0140015011783881539.png?caw=800)
学術論文全般を担当しています。専攻しておりました生物学を中心に、生化学 、分子生物学 、バイオテクノロジー 、医薬に関する翻訳を担当しております。このような分野の翻訳は専門性が高く、大変難しい作業になりますが、背景知識に基づいて、専門外の方にもできるだけわかりやすいように訳すようにしています。ご指名でのご依頼も歓迎いたします。
株式会社高橋翻訳事務所
医学翻訳 ・分子生物学翻訳 ・生化学翻訳 担当:平井