お盆とその由来 | 高橋翻訳事務所スタッフリレーブログ

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こんにちは。高橋翻訳事務所(http://goo.gl/25cZv)美術翻訳担当の佐々木と申します。

アート翻訳今回のテーマはお盆(bon festival)についてです。

皆さんの地域ではお盆はいつでしょうか?現在は全国的に8月15日となっていますが、東京やその他一部の地域では7月15日です。また、ごく少数ではありますが8月1日の地域もあります。お盆の由来はサンスクリット語の「ウランボン」で、「地獄に落ち、逆さ吊りにされて苦しむ」という意味とのこと。その苦しみから死者を救うために供養する行事が7月15日に行われていたというのが由来です。地方によっては、霊魂が行き来するための乗り物として、キュウリとナスに割り箸を刺し、それぞれ馬と牛に見立てたものをお供えしますが、キュウリの馬に乗って早く来て、ナスの牛に乗ってゆっくり帰るといった思いが込められています。また、テレビなどでも毎年報道されていますが、8月16日には京都で五山送り火が行われます。「大文字」、「松ヶ崎妙法」、「舟形万灯籠」、「左大文字」、「鳥居形松明」の五山でかがり火がたかれ、霊魂をあの世へ送り届けます。

8月13日(迎え盆)から16日(送り盆)までの期間は公立学校が夏休みのため、家族揃って帰省する方も多いと思います。普段は忙しくて時間が取れない方もご先祖様に会ういい機会ですので、車の運転などには十分に気をつけてお墓参りに行ってきてください。


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美術分野全般翻訳を担当しています。日頃からさまざまなメディアを活用して新しい情報の収集を続けています。「美術」というと、分かりにくい、難しいというイメージがありますが、専門用語には注釈をつけるなど、違和感なく、スムーズに読むことのできる表現を心がけています。
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