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先日、テレビの天気予報を見ていたところ、週間予報の最高気温、最低気温が向こう3日間しか表示されていませんでした。以前は1週間分の予報がされていたと記憶していますが、以前よりも予報が困難になったのでしょうか。
今年に入ってから大きな自然災害(natural disaster)が相次いでいます。5月にはつくば市で竜巻(tornado)が発生し大きな被害を残しました。専門家の調査によると、局地的に風速100メートル以上を記録し、国内では最大級に達していた可能性があるとのことです。気象庁(Japan Meteorological Agency)は当初、竜巻の強さを表す「藤田スケール(Fujita scale)」でF2としていましたが、F3に上方修正しました。F3は6段階(F5~0)の中で上から3番目の強さですが、日本国内ではこれまでにF4以上を記録したことがなく、観測史上最大級の竜巻だったことが分かりました。また、6月には台風4号と5号が相次いで日本に上陸しました。台風は通常、熱帯地方(tropics)で発生して西へ進み、フィリピンなどに上陸します。7月から8月にかけては日本付近に高気圧(high atmospheric pressure)が張り出すため、台風は8月から9月ごろに日本付近を北上してくるというのが例年のパターンでした。しかし、今年は高気圧が早い段階で日本付近に張り出してきたため、6月に台風が日本付近を通過しました。7月に入ってからも九州北部で記録的な大雨が降り、熊本県、福岡県、大分県で20名以上の死者、行方不明者が出ています。
はたして、これらの現象は偶然なのでしょうか。近年は自然災害が起きるたびに、「記録的」や「これまでにない」といった表現が使われています。しかし、日本が亜熱帯化していると唱える人もいるとおり、いつしか異常気象が異常でなくなる日が来るのかもしれません。