平将明デジタル大臣は、健康保険証を12月2日に廃止してマイナンバーカードに原則一本化する政府方針を『堅持する』と述べたらしい。
自民党総裁選で石破茂首相はマイナ保険証との併用も選択肢として挙げていたが、新内閣は従来の方針に変わりないと強調したという、またしてもブレブレである。
総裁選ではマイナ保険証への一本化を巡り、石破首相が「納得しない人がいっぱいいれば、併用も選択肢として当然だ。」と発言したそうだ。
林芳正官房長官は廃止期限も含めて「必要な見直しを行いたい。」と述べたが、当時の河野太郎デジタル相の反発を受け「不安の声があるので、しっかりと対応する必要があるという趣旨だ。」と軌道修正したそうだ。
結局はどういうことなのだろうか?
健康保険証をマイナンバーカードに原則一本化するならば、どうかんがえてもマイナンバーカードの取得を義務化する必要がある。
併用するのなら、原則一本化は絵に描いた餅である。
いつまでも曖昧な言い方をせず、トップが決断し、デジタル大臣に明確な方針を出させなければ国民はどうして良いのかわからないままである。