7月16日に投開票された沖縄県議選(定数48)は、玉城デニー知事を支持する県政与党が20議席(非玉城派が28議席)にとどまり大敗したようだ。
米軍普天間飛行場の機能を名護市辺野古への移設に反対する事を公約とする玉城氏は、今後厳しい県政運営を強いられると思われる。
政党別の当選者は、県政野党は自民党が20、公明党が4、維新が2、無所属が2で、自公の公認候補は全員当選したそうだ。
一方、県政与党は、共産党が4、地域政党の沖縄社会大衆党が3、立憲民主党が2、社民党が2、無所属が9で、共産は3議席、立憲は2議席それぞれ減らしたという。
玉城氏は17日未明、記者団の取材に応じ、結果について「厳粛に受け止める。」と硬い表情で語ったそうだ。
しかし、今後の辺野古問題への対応については「辺野古移設反対は揺るぎない。ただ、(反対のための)予算を伴う議案は非常に厳しい状況も予想される。真摯に誠実に説明をし、理解を求めていきたい。」と述べたそうだ。
何を言っているのだろうか、自分たちが県議会で1票を利用し、これまではパワープレイで反対予算などを通してきたのに、県政野党が多数になったら「真摯に誠実に説明をし、理解を求めていきたい。」っていったいどんな頭をしているのだろうか。
今回の選挙において、沖縄県議会は与党20・野党28という日本の常識的な議席数に近づいてはきたが、私的には与党16・野党32というあたりまで行ってもらいたいと思っている。
もっともそうなるとしたら、与野党は変わっていると思うが…。(笑)
追記:ぜひ結果を受けての琉球新報、沖縄タイムスを読んでみたいですね。
あと八重山日報もですね。