本当に沖縄県の総意(過半数)なのか… | ひでっちのブログ

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沖縄県の玉城デニー知事は8日の記者会見で、今月後半にジュネーブで開かれる国連人権理事会に出席すると発表したそうだ。

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画の反対を訴えるなど、政府方針と異なるスピーチを行うらしい。

移設計画をめぐっては4日の最高裁判決で県の敗訴が確定したばかりで、玉城氏の言動は物議をかもしそうだ。

玉城氏は会見で、国連出席の目的について「辺野古新基地建設に反対する理由や基地から派生する諸問題の解決の必要性などを幅広く発信する。」と述べたそうだ。

法廷決着をみたのにもかかわらず、なんという無責任な知事なのだろうか。

辺野古移設計画では、埋め立て工事の設計変更申請を承認するよう国が県に是正指示を出したことに対する訴訟で、最高裁が4日に県側の上告を棄却し、県の敗訴が確定している。

8日の会見で記者から「最高裁判決と矛盾するのではないか。」との質問が出たが、玉城氏は「県の正当性は引き続き主張できると考えている。」と勝手な解釈を述べたらしい。

一方、最高裁判決を受けて設計変更を承認するかどうかは、「今後の対応を検討している。」と述べるにとどめ、まだごねる方策を考えているようだ。

人権理事会には各国の人権機関やNGOが意見表明する会議があり、玉城氏は今回、日本のNGOの発言枠を使ってスピーチするのだという。

2015年にも翁長雄志前知事が人権理事会でスピーチし、基地問題をめぐる日本政府の対応を厳しく批判して物議をかもしたことがあり、今回の玉城氏の国連出席についても賛否両論でており、自民党沖縄県連は6日、玉城氏に「国内法秩序をないがしろにしかねない言動は厳に慎んでほしい。」と申し入れているらしい。

それにしても、本当に沖縄の皆さんはこの知事で良いと思っているのでしょうか?