これだけで国会議員の資質無し! | ひでっちのブログ

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中条きよし参議院議員の『年金750万円未納疑惑』報道が波紋を呼んでいるようだ。

文春オンラインが報じたもので、中条氏は数十年にわたって未納を続け、「年金なんていらない。払わない。」と主張しているという。

中条議員が所属する日本維新の会の馬場伸幸代表は会見で「中条氏は自身の年金が、本人でも理解していないくらいややこしい状況になっているので、整理したうえで対応していく。党として指導していく方向で調査に入っている。」と述べたようだが、SNSでは「呆れる。「年金なんていらない」って社会保障の仕組みを否定するの? 高い年金保険料を何とか払ってる国民に示しがつかない。辞任すべき。」、「あの~、年金制度は世代間の支えあいで成り立つもの。積立方式ではないの。浮世離れした世界に居たから、年金制度の仕組みも理解していないんだろうな。」、「富裕層が「自分が年金はいらないから支払わない」なら、年金制度そのものを崩壊させる「脱税」と同じ思想。差し押さえしてでも支払わせる法律のはず。国会議員自ら違法行為とは…。」などと、あきれかえる声、怒りの声が渦巻いているようだ。

年金制度の危機が叫ばれる昨今、国民年金保険料の未納者への対応は、年々、厳しくなっており、以前は強制徴収、つまり差し押さえの対象となる人は少なかったのですが、2014年以降は徴収要員を大幅に増やし、強制徴収が激増しているようです。

2018年度以降は、控除後の所得額が300万円以上で未納期間が7ヵ月以上になると、強制徴収の対象になっているようです。

実際の差し押さえ件数は、日本年金機構の資料によると、2018年度が1万7977件、2019年度が2万590件となっているそうです。

2004年には、多くの政治家の年金未納が明らかになり、福田康夫氏が内閣官房長官を引責辞任、菅直人氏が民主党代表を辞任するなど、大問題に発展したこともありました。

2021年度の国民年金保険料の納付率は73.9%で、前年度から2.4%上昇したようですが、加入者の約4割にあたる612万人が納付を全額免除・猶予されており、年金制度は極めて厳しい状況が続いているようです。

2022年7月の参院選で初当選した中条氏ですが、11月には国会の参院文教科学委員会で自身の新曲やディナーショーを宣伝し、批判が殺到したばかり。

SNS上では以下のような声も聞かれています。

「「うそ」 だらけの中条きよし あきれた必殺仕事人だ。」、「こんな人間が議員やってるのも「うそ」だと思いたい。」、かつてのヒット曲や出演ドラマもネタにされ、いまでは虚しいばかりのようだ。