茨城県の大井川知事は、本日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの県内の現状について「全国的に見ても増え方は少ないが、着実に増えていることは間違いない。」と増加傾向であると話した上で、本日の陽性者数は前週の同じ曜日(199人)の2倍近くになると説明したらしい。
また、全国的に置き換わりが進んでいる新変異株『BA5株』について県内で7件確認されていることも明らかにしたそうだ。
6月に1件、7月に6件と、こちらも増加傾向にあるようだ。
大井川知事は「感染者が増えている割に入院者数はほぼ増えていない。昨年のこの時期にデルタ株で経験した状況とは違う。」と、医療ひっ迫の懸念は低いとの見方を示したという。
その上で「県民には基本的な感染対策には留意しつつ、屋外ではマスクをせず熱中症に備えるなどなるべく普段の生活を取り戻してほしい」と話したそうだ。
これをどのようにとらえれば良いのだろうか?
重症化はしずらいが増加傾向にあり、それは新変異株も同様。
しかも今後、感染者数の多い20代以下の方々の多くが夏休みに入り、移動が多くなることが考えられる。
またしても、少し深刻に考えるタイミングが来ているのかもしれない…。