世間の流れに逆行するけど… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

大阪府堺市の中学校で男性教諭が生徒の顔を複数回蹴るなどの暴力行為を行っていたことが分かった。

堺市教育委員会は体罰とみて調査を進めているそうです。

堺市教育委員会によると、6月30日に市内の中学校で放課後に廊下で騒いでいた中学3年の男子生徒に対し、担任の20代の男性教諭が顔を複数回膝蹴りしたり髪の毛をつかんだまま階段を引きずりおろしたりするなどの暴力をふるったということのようです。

生徒は頭皮が腫れ、腹部とひざを打撲するケガを負ったようです。

またこの場に学年主任(30代)もいたが、男性教諭の暴力を止めず、2人は現在、謹慎中となっているそうです。

つまり(体罰という名の)暴力事件があったにもかかわらず、2人の教諭は謹慎をしており、退職というわけではなさそうです。

男性教諭は聞き取りに対し、「注意したが聞かずカッとなってしまった。」と怒りに任せて暴行をした事を反省しているという事らしく、市教委は体罰とみて調査を進め処分を検討しているそうです。

私は、教育の場に体罰がある事は悪いとは思っていません。

個人を尊重するという言葉が独り歩きし、生徒が何をしても教員からは手出しができないようにしてしまった事は、教育の現場を崩壊させている一因だと思っています。

決して手を出す事が良いとは思いませんが、全面的に体罰を禁止し、教員の手足を縛ってしまう事はどうなのかなと疑問を感じ続けています。

しかしながら、上記のような感情に任せた体罰はもはや暴力であり、本来ならば警察沙汰の事件です。