新型コロナウイルス感染症への対策として、緊急事態宣言が出され、多くの会社や店舗がその対応に苦慮している現状、一部テレビでのコメンテーターなどの発言に疑問を感じるところがある。
いかにも知ったかのように「ゴールデンウィーク明けまではとにかく頑張りましょう!」というものだが、素人判断だが、どう考えてもゴールデンウィーク明けまでに終息するとは思えないのだ。
もしもこの予想が当たっているのなら、現状の勤務体制や店舗の休業や時間短縮営業などは、今後も当分の間は続くと想像できる。
果たしてそれは可能なのだろうか?
これはもちろん他人事ではなく、弊社でも同様に苦しんでいる問題だが、一時的な協力金は出ても、それだけで先の見えない戦いに突入する勇気を持つことはできない。
政府が打ち出した個人への30万円の現金給付だって、もらうための条件はかなり厳しく、しかも継続的なものではないし、無利子の融資を言われても、それって結局は借金なのである。
いつまで耐え続ければ良いのか先の全く見えない状況の下で、零細企業や小規模店舗は耐え忍んでいけるところばかりではないと思うのだが…。