桃太郎ジーンズ シャンブレーシャツ MS033-パープル  「そのI」 | アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

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今日は雨が止みそうにありませんね。


さて、半袖シーズンを前にして基本のアイテム、シャンブレーシャツを一つご紹介しておきましょう。


今日のような雨の日や夜の外出時、ク―ラ―の効き過ぎに等、薄手の長袖シャツは夏にかけても役に立ちます。 もちろんオールシーズンで使えるアイテムです。


当店でも各ブランドで展開しており、正にアメカジの基本アイテムですね。



今日は中でも人気の高い桃太郎ジーンズのシャンブレーシャツをご紹介しましょう。



岡山は児島の生地屋「ジャパンブルー」が展開する桃太郎ジーンズは、生地屋さんだけあり素材感の良さに定評があります。


このシャンブレー生地も旧式力織機で織り上げた桃太郎オリジナルセルヴィッチシャンブレーを使用しています。



それではいきましょう。


桃太郎ジーンズ シャンブレーシャツ MS033-  パープル  です。



このパープルはスポットとカラーとして作られましたが、人気が高く今では定番として作られる、淡いとてもいい色です。






質感を出すために為にムラ糸を使用し、特にこの糸は淡いパープルを出すために硫化染めという技法で染められています。


旧式力織機で可能な限り手織りに近いテンションでゆっくり丁寧に織り上げているので、原綿本来の特徴が感じ取れ、凹凸のある素朴な表情と自然な風合いが出ていますよ。


生地の白場の見え具合も絶妙です。





左右形の違うヴィンテージタイプのポケットです。




フラップ付とペン差し付のポケットです。


     

前立てのステッチは薄いピンクですよ。


桃太郎の桃色です。遊び心ですね。


ボタンはネコ目ボタンです。



    


前立て裏には補強のスレ―キが当てて有ります。


一枚裏地を入れる事により、前立てのシルエットが綺麗に見えます。


前を開けて着るときも型崩れしにくい事や、チラリと内側が見えた時にワークシャツとしての高級感がありますね。


ステッチは薄いピンクですよ。



    


アームもスッキリと細めです。


カフス裏には前立て裏と同じ補強のスレ―キです。


袖口を折った時のアクセントにもなりますね。




   


縫製仕様は負荷のかかる部分は3本針巻き縫いを採用しています。


こちらも上質な雰囲気を滲ませますね。



    

3本針巻き縫いを裏から見るとこうなっています。


真中の下糸だけ色を変えています。


サイドはセルビッチ付きのマチが付き、3本の空環糸はまん中の色が違いますよ。


       

首元はチンストラップ付です。




後ろです。







経年変化による褪色の写真等もありますので、続きは後ほど「その2」で。