A-2いきましょう。
A-2は大戦中のレザーフライトジャケットです。
後に段階をへて素材や形が変わっていきますが、いわゆるA-2と呼ばれる襟付きのレザージャケットは、アメカジの中では特別な存在ですね。
シンプルな形状はミリタリーを超えて、あらゆるスタイルに合わせやすく、またスッとタイトなシルエットはとてもカッコイイですね。
A-2は本来ライトゾーン(低空域)用のフライトジャケットです。
その為レザーも厚すぎ、丁度この春や秋が着易い時期です。
半袖Tシャツの上は勿論ですが、アロハシャツの上に着るのもありですよ。
という事で、今日はA-2を一つご紹介しましょう。
バズリクソン フライトジャケット 赤リブ A-2 BR80367-01 です。
モデルはエアロレザー社の1942年モデルです。
それをさらに綺麗に見えるよう微調整を加え、バズリクソンネームで作ったモデルです。
レザーはイタリア産のブロンコハイドです。
まず原皮を樹皮から抽出した渋液でゆっくりと時間を掛けて鞣しています。
そして下地の染色をタンニン液の原料となるオークバークに限り無く近い色で染めます。
さらに仕上げはシールブラウンのアニリン染料を丹念に擦り込んでいきます。
着込んでいくにつれ着用による摩擦で表面がかすれ、仕上げのシールブラウンから下地のオーク色が顔を覗いてきます。
オイルを入れていくとオーク色は徐々に濃くなり、シールブラウンと調和してさらに味わいを増してきます。
このモデルは台襟のないスッキリとした形が特徴です。
無駄のないA-2ならではの形です。
このモデルは特別に赤(エンジ)のリブを付けています。
通称「赤リブ」と言われ、物資が不足した時にイレギュラーで実際に存在したリブです。
シールブラウンのレザーに赤のリブはハッとするようで、不思議と上手く調和しています。
内貼りはゴールド(カラシ色)のコットン100%のブロードクロスです。
高級感が滲みますよ。
中綿など入っていないので、スッキリ着れます。
タイトなジーンズは勿論ですが、当店でも人気の高いドライボーンズのゴールドラッシュのようなワイドなパンツにも合いますよ。
キャスケットもありですね。
後ろ姿もシンプルでスッキリしています。
インにはバズリクソンの半袖Tシャツです。
キャラクタープリントがチラリと見えるのもA-2にはよく合いますね。
もちろんインに着るもので冬も着れますが、春にロンTや半袖等の薄着でA-2を羽織るは、軽くて気分もいいですよ。
手入れをしながら着込んでいくことで、自分の体形や環境にあった皺を刻みながら味わい深くなっていきます。
そうなってくると困った時はこれを着ていれば間違いないくらいにハマり感を出す、強い味方になってくれます。
種類も色々ありますので、是非一度ご覧ください。
本日ご紹介の バズリクソン フライトジャケット 赤リブ A-2 BR80367-01 は
138000円 + TAX です。
HPにも掲載しています。
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