ジェラードの新入荷のワークシャツをご紹介しましょう。
今年のジェラードは100年前からにジェラードがあればと言う設定で、その100年の歴史の中の物作りをご紹介するというコンセプトです。
1900年代を前期、中期、後期の三つに分け、それぞれに「 EARLY AGE COLLECTION 」 「MIDDLE PERIOD COLLECTION」 「LATE AGE COLLECTION」 と カテゴリー分けして提案しています。
本日入荷のワークシャツは「 EARLY AGE COLLECTION 」の中のアイテムです。
1920年代スタイルのワークシャツをベースにジェラードらしく仕上げていますよ。
ジェラード 「 EARLY AGE COLLECTION 」 Lineman Shirts AG11101 インディゴ です。
素材がいいですよ。
麻100%のインディゴ生地を使い、さらに星柄に色を抜いたウォバッシュです。
通称「スターバッシュ」生地を使用していますよ。
麻のインディゴ染めですので、退色や経年変化がよく出ますよ。
写真では伝わりにくいですが、麻のシャリットした感じと軽くて薄い生地感は、夏に着れる長袖シャツです。
20年スタイルのポケットです。
ペン差しが付いたくらいのシンプルな形状ですね。
綺麗なシェルボタン(貝ボタン)を使っていますよ。
その周りのステッチの縫製ピッチやステッチ間の細い幅、生地のキワを縫うところ等も当時のヴィンテージの仕様を再現しています。
襟の形状もやや長めのロングポイントになっていますよ。
首元にはチンストラップ。
古臭く二本針り巻き縫いを採用しています。
マチ付き空環糸です。
前立て裏は綿のスレイキを当てて補強しています。
麻ですので形が崩れにくくしています。
見えないところですが、表に出る糸はホワイトですが下にくる糸をブラウンを使っています。
裏のブラウンがチラリと見えた時に凝った感が滲みますよ。
縫製糸は綿糸を使っていますので、洗いこむごとに糸が詰まり、パッカリングがより強く出るように縫製されています。
ステッチの間などに皺がよってきます。パッカリング部分は色落ちにも変化が付きますね。
シンプルな袖口です。
ジェラードの袖はテーパードがかかっていますので、スッと細くなる印象です。
後ろです。
インディゴの麻のシャツは涼しそうですよ。
それでいてクラシカルな雰囲気に仕上げていますので、ベストなどが合います。
当時の古き良きワークスタイルの雰囲気に星形の抜染技法を加え、もたつきの無いスッキリとしたシルエットに仕上げたジェラードらしいオシャレ感のあるワークシャツです。
麻の清涼感のあるパリッとした雰囲気は、古い映画の中でパナマハットを被った紳士が着ていそうな感じも漂いますよ。
是非、実物をご覧ください。
22000円 + TAX です。
HPにも掲載しました。
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