今日は予約投稿ですが、過去の名品からスカジャンを一つご紹介しましょう。
ピンク面とブラック面があるので、春と秋で使い分けてもいいですよ。
テーラー東洋 アセテートスカジャン U.S.M.C X DRAGON TT13076-119 です。
珍しい海兵隊の紋章のスカジャンですよ。
ブラックのスカジャンはカッコイイですね。
青や緑が昭和の雰囲気としたら、こんな黒は横須賀あたりの不良外人っぽいジャンク感と言えるでしょうか。
どちらにしてもレトロな匂いですよ。
ブラックにアメリカ海兵隊の紋章が映えています。
東洋のスカジャンは当時実際に有ったデザインで作っています。
さらに刺繍の雰囲気もヴィンテージに近づける為に、緩めのテンションで刺繍されています。
この浮いた感じがヴィンテージの雰囲気です。
最近はこれでも目が詰まった感じですが、10年くらい前は糸がすぐ解れそうなレベルで緩めでした。
それも良かったですよ。
前です。
Bobのネームが入っています。
スカジャンはお土産用にアメリカ兵達が作った物ですから、自分の部隊や名前が入っている物が多く有りました。
Bobさんが作った物だと思いますが、時にこれがスラングの場合もありますよね。
カタカナでバブと入っているところも、いかにも兵隊達が好きそうな感じがしませんか。
袖にラインが入っているところもカッコイイです。
デニム合わせると渋いですよ。
この感じ、いいじゃないですか!
スカジャンはリバーシブルですので、逆の面もあります。
刺繍が痛んだ時に裏返して着れるようにリバーシブルになっていたと言われていますが、おそらくその方がお得感があって兵士達に売れたからという理由も大きいと思います。
こちらの面はピンクに近いオレンジです。
富士山の上で龍が舞っています。
こちらは白いラインが入っています。
この色もデニムに合いますよ。
白のラインと黒のリブが効いています。
スカジャンはレトロでジャンクな感じが魅力です。
アセテートは着こんでいくとよりクタッとしてきて、ヴィンテージ感が出てきます。
東洋エンタープライズは戦後のスカジャン屋が大きくなった会社です。
実際に現在ヴィンテージと言われるスカジャンを作っていた会社が東洋エンタープライズ、当時の名前で「港商会」です
。
その為スカジャンの刺繍の下絵も含めて多くの資料を持っています。
チープ過ぎずオーバーククオリティーにし過ぎずのバランスが上手いですよ。
是非、実物をご覧ください。
36000円 + TAX です。
HPにも掲載しています。
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