夕方になると冷えてきますね。
渋いジャケットいきましょうか。
フライトジャケットも色々有りますが、ヤレた渋さはこれが一番かもしれません。
タンカースです。
機甲部隊の冬用のジャケットですが、ヨーロッパ線戦では、冬期装備の不足により機甲部隊だけでなく、フライトジャケットとしても使用されていたそうです。
ではいきましょう。
バズリクソン フライトジャケット タンカース BR10994-01 カーキ です。
ボディーには、耐水・耐風加工を施したウエストポイントユニフォームツイルと言う生地を使っています。
36番手の径糸と25番手の緯糸をそれぞれ二本撚って一本にし、綾織りで織り上げた生地です。
それによって強度を増しています。
また糸にはコーマ糸を使っているので光沢感も有りますよ。
目が詰まり風を通しにくい生地です。
リブはモスグリーンのウールリブです。ボディーの独特の枯れた様なカーキとリブのモスグリーンが、ジャケットの渋さを際立てていますよ。
やや横広でショート丈のシルエットは独特です。
タンカースの形としか言いようのないシルエットですね。
でも特徴的な形ちのようで、着た時の印象は極めてベーシックに見えるところが魅力です。
ポケット位置は高いですよ。
手を入れて温め易い場所ですね。
ここに手を入れてヤレ感一杯で佇むロバート・デニ―ロのタクシードライバーのポスターはあまりにも有名です。
裏にはウールブランケットが張ってありますが、そのブランケットがチラリと前立てから見えるのがいいですよ。
こちらもウエストポイントユニフォームツイルのカーキにこれ以上ないくらいに合っていますね。
ジッパーの下には防風の前立てが入っています。
ジッパーの間からの隙間風防止ですよ。
デザインとしても効いていますね。
ジッパーは真鍮製のCOMATICジッパーです。
後ろです。
左右の肩口にプリーツを取っています。
下まで深く入った広いプリーツなので肩の稼働域が広がるのと、肩幅が有る方でもこの仕様は楽に着れます。
裏地は26oz ウールブランケットを採用しています。
アルパカ程ゴワ付いた感じが無く、表地との相乗効果で暖かく保温性も高いですよ。
バイクに乗ったりするのでなければ、サーマル等を上手く使い一冬これでいけますよ。
袖の中までウール張りです。
デニムパンツに何気なく羽織るだけで、雰囲気が出ますよ―。
この渋い感じはタンカースならではです。
タンカースの生地は褪色するとベージュに近づきます。
特に日に当たる事による褪色でそうなります。(かなり時間がかかりますが。)
そうなってくるとまた渋さが増してきますね。
10年着て下さい。
33600円です。
現在庫はこちらからご覧ください。
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