アレいきましょう。
バズリクソン20周年を記念して久しぶりに復刻した「B-15C A.F.BLUE 」のモンローモデルです。
まずB-15Cの簡単な説明を。
B-15Cのジャケットには、ボディーカラーがオリーブドラブ色とエアフォースブルー色の2種類が存在します。
そして今回の復刻でも使われているエアフォースブルーは、1947年に米陸軍航空隊から米空軍が独立した際に採用したシンボルカラーです。
新米空軍は、エアフォースブルーを自らのアイデンティティーとして、当然フライトジャケットにも採用しました。
そんなB-15Cエアフォースブルーを一躍有名にしたのが、当時のハリウッドを代表するセクシーな女優としてその名をとどろかせた、マリリン・モンローです。
1954年彼女は朝鮮半島に駐留していたアメリカ軍を慰問した際、兵士達から渡されたB-15Cに身を包んみ、モンローの輝きはB-15Cを一層引き立てました。
バズリクソン B-15C A.F.BLUE 6147th TCS MOSQUITO BR1288 です。
エアーフォースブルーのとても綺麗なフライトジャケットですよ!
ボディは3/1 Heavy Nylon Twill Government Use と言われるヘビーナイロンです。光沢感が有り質感も有りかなりの存在感ですよ。
襟は1/2Inch Shearing Sheep Mouton です。 1/2インチに綺麗に揃えられた羊の毛です。柔らかく暖かいですよ。ゴージャス感も有ります。
襟を立てるとこうなります。
ムートンを付けたチンストラップです。
二段階のボタンが付いていますので、首のサイズに合わせ襟をたててチンストラップで留めます。
内側にムートンがきて首の保温と保護になります。
胸には「6147th TCS MOSQUITO」のパッチです。
朝鮮戦争で活躍したMOSQUITO部隊の任務は敵の地上施設や敵軍の移動を見つけ出し、目標物を発見すると確実に攻撃できるように発煙弾を投下し、上空を旋回している戦闘爆撃機に地上部隊を通して無線連絡することでした。
"MOSQUITO"の呼び名は文字通り"蚊"のごとくいつ何処から現れるか予測がつかない為につけられたもので、北朝鮮軍に忌み嫌われ恐れられていたそうです。
そして1954年2月、日本への新婚旅行の途中、マリリンモンローが兵士を慰問に韓国のK-47(チュンチョン)を訪れ、"ANYTHING GOES"と題したショーを開演したのは現代も語り継がれる有名な話です。
その時、米軍は彼女のために専用のフライトジャケット、"B-15C"を用意し、駐留部隊の"モスキート"パッチまで装飾して大女優の慰問を歓迎しました。
その歴史的なモデルの復刻がこのモデルです。
ボリュウムの有るモスキートの大きなパッチはこれだけでも価値が有りますよ。
ジッパーはCROWN Aluminum Spring Puller Automatic Lock ジッパーです。
Spring Puller Automatic Lock 式は尖った部分が喰い込んでロックがかかるタイプです。
ジッパーの下に防風の前立てが付いていて風の侵入を防ぎます。
袖にはU.S AIR FORCE です。このエアフォースブルーにこのマークは格別ですね。
米陸軍航空隊から米空軍が独立した証の文字と空軍のアイデンティティーを表すブルーです。
(これ以前はU.S ARMY AIR FORCE と書いてありましたよ。)
後ろです。
丸ッとしたシルエットがB-15シリーズの特徴です。
このシルエットはやがてMA-1に受け継がれていきます。
色々な着方が有ると思いますが、デニムパンツに合わせて王道のアメカジスタイルはやはり迫力有りますね。
ヘビーナイロンのエアーフォースブルー自体が抑えた光沢感の有る綺麗な色なので、上手く合わせるとキレイ目感の有るスタイルの上級の崩しにも使えると思いますよ。ブラックチノパンツなどカッコイイかも
しれませんね。
今から入荷するバズリクソンのギブソンモデルのODグリーンの太目のウールパンツも良さそうです。
フライトジャケットの中でも特別感の有るB-15C A.F.BLUE 6147th TCS MOSQUITO です。
なかなか実物は見る機会がないモデルですの、是非ご覧ください。
58800円です。
現在庫はこちらからご覧ください。
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