ロミオとジュリエットが交際を反対される理由、教えます!! | 「役者になる」という意味を再度、そして深く考えてみませんか?

「役者になる」という意味を再度、そして深く考えてみませんか?

劇団EOE代表の真生で御座います。
劇団EOEへの入団を検討頂いている方に対して
「役者になる」ということの意味を考えるきっかけになればと願い書いております。
貴方からのご応募、お待ち申し上げます。

こんばんは。
劇団EOEの真生で御座います。

このブログでは、劇団EOEへの入団を検討されている方を対象に書いております。
入団希望者には無料の体験稽古も行っております。
ご興味有る方は下記よりご応募下さい。



早速ですが、前回お話した
「リベラルアーツは、役者のレッスンにも重要である。」
ということを更に考えていきたいと思います。

それで話を進めてるにあたっては
前回予告しましたように、こんなテーマで書いてみたいと思います。

そのテーマというのは
「ロミオとジュリエットはどうして交際を反対されるの?」です。

個人的に、日本でよく上演される脚本の一つが『ロミオとジュリエット』だと思っています。
皆さんも一度くらいご覧になったことがあるかもしれませんね。
それだけ、日本人に溶け込んだ脚本である『ロミオとジュリエット』ですが
でも、何故二人は、交際を反対されるのでしょう。

そもそも、二人の出会いのきっかけは
「ロミオが他の女性に振られたことの気分転換から」だった
という、ちょっとしたうんちくはおいといて、早速話を進めていきたいと思います。

『ロミオとジュリエット』という作品は、
14世紀のイタリア、ヴェローナという街を舞台にしています。
また、この話は、実際に起きた事件がモチーフになったとも言われています。
そして、その事件が起きた背景に「教皇派と皇帝派の争い」があると言われています。

ちょっと話をトントン拍子に進めておりますが、
「教皇派と皇帝派」という言葉が出てきました。
この言葉、何となくで結構ですので、歴史の授業で聞いた覚えがありませんか?

実は、この教皇派と皇帝派の争いという背景が、
ロミオとジュリエットが、周囲から二人の交際を反対される理由なのです。

ということで、もう一度、「教皇派と皇帝派」という言葉に戻ります。
「教皇派と皇帝派」という言葉をウィキペディアで調べてみますと、このような記述があります。

「教皇派と皇帝派とは、12世紀から13世紀の主に北イタリアにおいて、対立するローマ教皇と神聖ローマ皇帝をそれぞれを支持した都市、貴族達を指す」

こちらの説明を踏まえた上で、更に具体的に話を進めていきますね。

10世紀から13世紀にかけて、
神聖ローマ皇帝は、イタリアにしばしば進駐し、イタリアを勢力圏に取り込もうとしていました。
これを「イタリア政策」と呼びますが、
これは領土拡大の意味もありましたが、ローマ教皇に対する牽制のための意味もありました。

この時期の神聖ローマ皇帝とローマ教皇の対立という歴史は
「聖職叙任権闘争」や「カノッサの屈辱」という出来事で
覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。

更には、このような神聖ローマ皇帝の攻撃から防衛するために
結成された北イタリアの都市同盟が、「ロンバルディア同盟」です、
なんてことを、歴史の教科書で習った記憶がある方もいらっしゃると思います。

と色々と歴史用語が出てきましたが
ここで頭を整理するために、今日はこの辺で話を終えたいと思います。

「役者として上達するために、どうして、歴史の話を聞かなきゃいけないんだ」
そんな声も聴こえてきそうです。
でも、もう少しだけお付き合い頂いたら、その理由も見えてくると思うのです。

ですので、次回も、
「ロミオとジュリエットはどうして交際を反対されるの?」
というテーマで、その背景を探っていきたいと思います。