こんにちは。
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さて、今回も前回に引き続き、
「腹式呼吸」をテーマに、話を進めていきたいと思います。
「腹式呼吸」を考えるに当たって
まずは、分かりやすくするために
「腹式」と「呼吸」という言葉の二つに分けて考えていきましょう。
では、「呼吸」という言葉について考えてみましょう。
「呼吸」とは、気圧差を利用して行われる活動のことです。
というところまで、話は進んでおりました。
ですので、今日は、気圧について考えてみたいと思います。
「気圧について考えましょう。」
なんて言うと、学生時代の夏休みの課題みたいと、思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、学生時代に学んだことが大いに役立つ。
それが、役者という職業だと思うのです。
もっというと、学生時代に学んだ知識を如何に芝居へと繋げていくか。
そんな能力が役者には求められます。
そもそも、役者とは、人生を見せ付ける商売ですから。
なんてことを書いていくと、また、話が大きく逸れそうなので、
今日はこの辺にとどめて、先へ急ぎます。
「気圧」という言葉について考えていく際、大切になってくることは
「空気にも質量がある」
ということです。
これを言い換えれば、「空気にも重さがある」ということです。
そもそも、空気は目に見えません。
でも、重さは存在するのです。
通常、1リットルあたりにして、1.293gの重さだと言われています。
この重さの数値まで覚えておく必要はありませんが、
でも、空気にも重さがある。
そのことはしっかりと覚えておいて下さい。
そして、重さがありますから、周りのものを押し潰すことが出来ます。
その重さで生じる圧力が、気圧です。
そう考えると、私たちの頭上には、
日ごろから多くの空気が存在しますから、大きな圧力が働いていると思います。
でも、気圧で私たちが潰れることはありません。
それは、何故でしょうか。
というのも、気圧は、反対側からも、同じ力が働いているからなんです。
水の中にいると想像してみて下さい。
水から受ける圧力である「水圧」は、
一方向からではなく、あらゆる方向から貴方に働きかけます。
それと同じように、気圧もあらゆる方向からの働きかけがあるのです。
だから、気圧のバランスが崩れると、
押しつぶされたり、膨張したりすることがあります。
例えば、飛行機の中で、お菓子の袋が膨らむといった場合です。
飛行機に乗っていて
「お菓子の袋やペットボトルが膨らんだのを見たことがあるよ」
という方は多いのではないでしょうか。
何故、飛行機の中でお菓子の袋やペットボトルが膨らむのかと言えば
「お菓子の袋やペットボトルの中と外では、気圧の差があるから」
というのが、その理由なんです。
では、何故、気圧の差が生まれるのでしょうか。
ちょっと考えてみましょう。
地上にいる時と、高度1万メートルを飛ぶ飛行機の中にいる時では、
頭上に乗っている空気の量が違います。
当然ながら、地上にいる時の方が、沢山の空気が頭上に存在します。
つまり、その分、空気の重さは重くなります。
対して、高度1万メートルを飛ぶ飛行機の中では
地上にいる時に比べて、頭上の空気の量が少ない分、空気の重さは軽くなります。
お菓子の袋の中は、地上にいる時に密封されていますから
気圧は、地上にいる時のままです。
ですので、お菓子の袋の中の空気は、
高度1万メートルの空気である、袋の外の空気に対して、重い状態です。
この周りに比べて、空気の重さが重い状態を、「気圧が高い」と言います。
逆に、空気の重さが軽い状態を、「気圧が低い」と言います。
この辺で、「気圧が高いってどういうことだろう??」と
理解が進まなくなっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、この言葉、意外と身近なものです。
「高気圧」「低気圧」という言葉、よく聞くと思います。
天気予報で、毎日のように聴かれる言葉です。
この言葉に、今の話を当てはめてみましょう。
要は、周囲に対して、気圧が高い状態を、「高気圧」
逆に、周囲に対して、気圧が低い状態を、「低気圧」と呼ぶのです。
このように、身近に聞く言葉ですから、
あまり不安がらずに話を聞いていただければ、と思います。
ということで、更に話を進めると
気圧が高いということは、空気の重さが周囲に比べて重いということになります。
つまり、同じ空間の広さの中でも、
周囲と比べて、空気の分子の数が多いということになります。
「空気の分子」といっても目に見えませんから、イメージがつきにくいかもしれませんが、
この空気の分子というのが、重さの原因なんです。
目に見えない空気の分子が存在するから、空気には重さが存在するのです。
ともかく、気圧が高いということは、
周囲と比べて、空気の分子の数が多いということになります。
言葉を変えると、気圧が高いということは、
周囲と比べて、空気の分子が密になっているということになります。
では、気圧が高いとどうなるかといいますと、
気圧が高いということは、空気の分子が混雑していることになります。
このことを人間に例えて、考えてみたいと思います。
貴方は混雑しているところにいると、どんなことを思いますか。
例えば、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車の中で
汗を流して通勤しているお父さんのことを考えてみて下さい。
反対側の電車はガラガラだとします。
その電車を見て、何と思うでしょうか。
「あっ、反対行きの電車は、空いてていいな」
「だったら、あっちの電車に乗りたいな」
なんて、考えると思います。
それと一緒で、空気も、混雑していると、空いているところに行きたいと思って
実際に、空いているところに移動する性質を持つのです。
空気だって、混んでいるところは、嫌なんですね。
というように、空気は、空気の分子が混雑しているところから、
空いているところに移動する性質を持ちます。
つまり、空気は、気圧の高いところから、気圧の低いところに移動します。
実は、このことは、先ほどの天気予報では、よく聞かれる話です。
日本周辺の、どの地域が気圧が高く、どの地域が気圧が低いのか分かれば
空気の移動方向が分かり、即ち、風向きが分かるのです。
そして、その風向きによって、天気を予報すると言うのが、気象予報なんです。
ちょっとまた、話が逸れましたが、今日のブログの最初に、
「呼吸」は、気圧差を利用して行われる活動です。
と書きました。
このことを更に詳しく書くと、
「呼吸」は、気圧が高いところから、気圧が低いところへ空気は移動する
という性質を利用して、行われる活動です。
となります。
ここまで来れば、「呼吸」について理解するのは、もう少しです。
では、どうやって、気圧が高くなったり、気圧が低くなったりするのでしょう。
その話を次回お送りしたいと思います。
