スーパーボーン | ちょいとJAZZやってます!

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☆中国料理人が趣味で始めたJAZZの奮闘日記☆

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以前書いた(クアドロ・ロトンボーン)のコメントで
スーパーボーンの話題が出ましたので、紹介します。

$ちょいとJAZZを食べてみる?-スーパーボーン1

これは2007年5月に喜望峰という会社から買いました。
「Finale」と言う喜望峰のオリジナルブランドの物です。

当時まだ「Cello&Coo(チェロ&クー)」では取り扱って無かったと思います。

現在「Cello&Coo(チェロ&クー)」
で出しているスーパーボーンと製造元が(中国製)同じですので
楽器自体も全く同じです。

マウスパイプが2本付いていて、差し替える事により、
細管、太管どちらのマウスピースでも使えます。
マウスピースも細、太両方付いてます。


$ちょいとJAZZを食べてみる?-スーパーボーン3

写真だと解りにくいかもしれませんが、
普通のテーナートロンボーンと比べると、
バルブが付いている分、スライドの位置が少し遠くなります。

$ちょいとJAZZを食べてみる?-スーパーボーン2
(上がスーパーボーン、下が普通のトロンボーン)
スライドだけ比べるとこんな感じです。

演奏する時はバルブをメインに使うのが一般的らしいですが、
私は、スライドをメインに使ってました。

曲に寄って時々バルブで演奏したり、
F管の替わりに1番と3番のバルブを使ったりと、
実に色々な演奏が出来ます。

2年間くらいメインの楽器としてずっと使っていました。

今は極普通のテナートロンボーン使っています。

換えた理由は、
このスーパーボーンはとにかく重いんです。

重いと言っても2ロータリーのバストロンボーン程ではないですが
持つのが左手の親指と小指だけで持つので、
結構しんどいんです。
特に小指にかかる負担が大きい。

バルブメインで吹くのであれば、
右手でも支えるので、それ程辛くはないかと思います。

少し難点をいえば、
スライド、バルブ、ベルそれぞれを繋ぐねじの締まりが
良くないので、しっかりときつく締めないと
途中で緩んできてしまいます。

あと、他の楽器と比べてサビが付き易い気がします。

肝心の音ですが、張りのある明るい音です。
最初、音の抜けが悪いですが、1年位しっかりと吹き込んでやれば
抜けるようになります。

買って損はないけど、それなりの覚悟が必要だと思います。

seriesさん
参考になりましたでしょうか?

補足します。

私がスライドをメインで使っていたせいも有ると思いますが、
スライド部分は一年くらいで音の抜けは良くなるんですが、
バルブ部分はなかなか良くなりませんでした。
2年使ってやっと少し良くなったかなって程度です。