酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba

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2018-07-21 16:21:26

男梅グミ

テーマ:ブログ


天使がいた!
こういうソーサーじゃなくて、紙の天使が置かれてた!
素敵!

あーづいっ!!

『透明なゆりかご』の現場に行くたび、スタッフさんの肌が日焼けして黒くなってゆく
私はたまにしか現場に行かないので、その変化に毎回びっくりする
「おはようございます」の声が気持ちよく回るのはいい現場、というのが持論
今回はまさしくいい現場
男性女性関わらず、スタッフさんたちが片っ端からめちゃくちゃかっこいい
アベンジャーズみたいな布陣だ
そりゃ、赤ちゃんがなかなか泣きやんでくれないときなんかは、どうするんだ時間ないぞ、となるけれど、赤ちゃんの前で声を荒らげる人は当たり前にいない
真夏の撮影でみんなクタクタなのに、すごいなと思う
360度、魅力的

しかし、先日、私の手相の生命線が異様に短いと伽耶ちゃんに話したら、私も私もとスタンバイチームの女性スタッフさんたちが見せてくれて、全員私より生命線が短かった
初めて会ったよ、私より生命線が短い人
なんなら、生命線そのものがないスタッフさんもいたよ
上には上がいるのね
びっくりした 笑

一話の放送、ご覧になられましたか?
清原伽耶ちゃん、素晴らしかったですね
柴田監督に出逢えた俳優は、私自身も含め、ほんとうに幸せだと思います
それから、美術すごくないですか?
完全セットの病院も、ロケのアオイの家も、めちゃくちゃリアルで何度びっくりさせられたことか
というのも、このドラマは1997年が舞台です
普遍なものと時代を感じるもののバランスが絶妙すぎて、初めて見たときはキョロキョロしてしまいました
そして、そういえば私も、97年は学校と仕事の両立を始めたばかりで社会の壁に戸惑っていたなぁ、なんて考えていて、ふと思いました
もしや、主人公のアオイと私自身は同い年なのか?
私も97年は17才だったぞ
一個下かな
少なくとも、同世代であることは間違いない
そうかー、そうかー、あの時代かー、感慨深い…
ドラマのゲストヒロインは私と同世代の設定が多く、主人公は私と同い年くらいなので、1997年の17才は他でもない自分自身も経験している
そうかー、そうかー、そりゃ感情移入するなぁ…振り返るよなぁ…

私が高校生のお母さんを演じていることにびっくりしたかたも多いようで、お姉さんじゃなくお母さん?という声もあると聞きました
たしかに、私の年齢で高校生の母親を演じた経験のある女優はなかなかいないと思うけれど
でも初めて妊婦を演じた19才のときから18年経ちますが、ここ10年くらいはずっと小学生のお母さんを演じてきたのだから、別におかしくはないんですよね
今回と同じく、安達奈緒子さん脚本のドラマに出演した3年前、そのときもシングルマザーの役でしたが、たしかそのドラマでの娘の年齢は14才でした
あれから3年ですもの、17才の娘がいたって不思議はないです
私の母も私の親友も22才くらいで子供を産んでいるので、私には特別珍しい年齢差ではありません
今回主演の清原伽耶ちゃんと私は、実年齢で21才離れています
むしろお姉さん役なわけがない  恐れ多いです

ちなみに母親役が昔から多い私ですが、いままでで一番びっくりしたのは、『女王の教室』のゲストで、実年齢24才のときに、実年齢14才の子の母親を演じたことです
あれから10数年、21才離れた高校生の母親役がきたら演りますよそりゃ
びっくりもしませんよ
ただただ嬉しいです

前髪の影の出方が奇妙な写真になってしまいましたが笑、写真は主人公アオイの小学生時代を演じる森山のえるちゃんと(登場は3話から)
まあ可愛い!まあ可愛い!
今日は、男梅グミをくれました
嬉しい…
大切に大切に、美味しくいただきます



私は第2話には出ませんが、次回も素晴らしい回です
ゲストのキャスティングがすごすぎると以前から言っている私ですが、初回から全話そうだけど、そのこだわりはメインゲストだけに留まらないんです
初回では、同じ分娩台で、「哀しみ」と「喜び」…と一言で言うのは短絡的かもしれないけれど、その対照的な女性を演じた女優さんお二人も本当に素晴らしくてたまらなかったです
ドラマのテーマをすべて表していたように感じました
ちらっと登場するゲストのかたも、そのキャラクターの性格や背景をぜんぶこちらに感じさせてくださる演技をきっちり魅せてくださる
そして、そんな演技ができる人を探してキャスティングする製作陣の愛情に、私はただ、胸を打たれるばかりです
どんな役にも、その人のドラマがあって、その人の人生では必ずその人が主人公だから、たとえば「はいこの人は紫色のイメージで」という単色ベタ塗りではなく、どんな風に赤と青が混ざってこの紫色にたどり着いたのか、ということまで感じさせてくれることがこのドラマをよりリアルにさせているのだと思います
だからこそ、つらい部分もよりリアルに刺さってしまうのだけれど、その分、その裏側にあることも胸に刻まれるのでしょうね

「絶対見てね!」の代わりに、二日連続ブログを更新してみました


あーづいっ!!!

熱中症にはお気をつけて

明日も良き一日を

ごきげんよう
2018-07-20 20:00:41

梅味

テーマ:ブログ



私が演じる「文香」は、至らない
子供への愛情があるのは確かだけれど、それよりも自分への愛情のほうが強い気がした
何度も何度も娘から教わってきたはずの「やっちゃだめ」も、文香は何度も何度も繰り返しそうになるので、「何回おんなじ衝動に駆られるの?何回いやな思いを娘にさせるの?自分の気持ちより、人の気持ちを考えなさい!普通わかるでしょ」と私は文香に思っていた

でも私の文香に対するその印象は、よくよく考えれば、文香が娘に対して言っていることと同じだった

そう考えてみると、途端にすべての合点がいく
あーそうか、この文香って母親は、娘に自分と同じ思いをさせたくないのかもしれないぞとか
人からされた忠告や、自分でした決意をすぐに忘れてしまう娘に、自分を重ね合わせて見ているのかもしれないぞとか
つまり、似た者同士なのでは、とかね
娘への苛立ちは、自分自身への苛立ちでもあるから、だからこそ許せないのではないか、とかね
って、
すべては推測
脚本には書かれていない
だけど、脚本の安達奈緒子さんは「書かない」ことで「本当」を浮かび上がらせる名人だ
すべて台詞で説明するのではなく、台詞と台詞のあいだに、あるいは言ってしまった台詞の裏側に、その役を演じる人への「気づき」のチャンスを必ず潜ませてくださっている
そのことにこちらが気がつかなくても成立するし、気がつけばどうしようもなくその役を愛してしまうように、ものすごく緻密に作られている

文香は至らない
母親として、以前に、人として
とても未熟だ
だけど自分なりに一生懸命頑張っている
なのに未熟が漏れてしまう
でもそれが「自分なり」を超えない限り、相手にはなかなか伝わらないのかもしれない
かもしれないけど

この物語は、「うまくできない」人たちばかりが登場する
「それでもいいんだよ」って言ってあげたい、と思う人もいれば、そう思ってくれる人ばかりじゃないという現実もある
世の中って甘くない
それでも、どうしても「うまくできない」人もいて
そんな人たちを見て、誰かが誰かを、誰かが自分を、許せるドラマになればいいなと思う

っつって
私全10話のうち、前半はほとんど出てないけど 笑
でも、自分が出てるか出てないかとか、けっこう本気でどうでもよくて
1話1話に大切な「意味」のあるドラマだと、私は知っているから
知っている以上は、「こんなドラマがあるよ」って伝えないわけにはいかなくなるのだ
もちろん「絶対見てね!」とは相変わらず言えないのだけれど
「こんなドラマがあるよ」は胸を張って言えるから

先日
娘の幼少期を演じる子役の子に、撮影の合間、男梅キャンディ(ふっ)をあげた
すぐに撮影に戻るのに、彼女はすぐにそれを頬張った
メイクさんは、いまは食べないほうがいいとは決して言わず、「現場に呼ばれたらティッシュにどうぞ」(受け取るよ、という意味)と言った
子役の彼女は「呼ばれたら、元の袋に戻すからへいき。そしたら、また続きが舐められるから」と言った
美しいやりとりだなと思った
子役の彼女もメイクさんも、どちらにも思いやりがある

優しさって、こういうことかもしれないな、と思った

しばらくすると、彼女は「あとでお母さんにあげたいものがあるの。プレゼント〜」と言った
一足先に撮影を終えた彼女
ワンシーン撮り終えて、私がスタンバイ部屋に戻ろうとすると後ろから「お母さん」と呼ぶ声
子役の彼女が伸ばす小さな手のひらの中には、梅味のぷっちょ
「これあげたかったよ」
嬉しくて、すぐに食べた
彼女がついさっき、私のあげた男梅キャンディをすぐに頬張った気持ちが、少しわかった気がした
「美味しい!すごく美味しいね!ありがとう!」
私が言うと、彼女は今度はスタンバイ部屋までついてきて、メイク直しをしている机の上に、もう一つ梅味のぷっちょを置いた
「最後のひとつ、お母さんにあげる!」
また少し間をあけて、彼女はまた私のところにやってきた
また差し出した小さな手のひらの中には、ぐでたまの飴
「これもあげるの!」
号泣するかと思った

優しさって、こういうことだ、と確信した

もったいなくて、この2つはまだ食べられていない

とても嬉しかった

ほんのささやかなできごと

ドラマ『透明なゆりかご』には、人の命を描くという大きなテーマがある
それも産婦人科で起こるあれこれだから、とてもとてもつらいことだらけ
だけど、お涙ちょうだいなドラマでは決してない
だって、ほんとにあるもん、こういうことって現実に
だからこそ、深呼吸しながらでもなかなか台本を読めないし、出来上がったドラマも休み休みじゃないと見られなかった
私の場合は、各話ゲストの年齢設定が自分自身の年齢と同世代な回が多いということも、ひとつの理由だろう
だから「絶対見てね!」だけは口が裂けても言えない
私の世代の女性には、あまりにも「人ごと」じゃなさすぎるのだ
知らない世界の話ではないのだ
あんな思いやこんな思いをようやく乗り越えた友だちもたくさんいる
だからこそ、私には言えない
以前震災について書いたことがあるが、「目を背けるな」「忘れてはいけない」というステレオタイプな言葉が、「被災地以外の人」に向けた言葉だということをどれだけの人が踏まえているのだろうと疑問を投げかけたことがある
被災地のかたに押しつける言葉ではないという根本を見失っている気がして、私はとても怖かった
今回のドラマは、そういうことにも似ている部分が少しあって、当事者を見てきた私には、とても「目を背けるな」とかそんな薄っぺらい残酷なことは言えないのである
ステレオタイプでは向き合えない
だけど、このドラマの魅力のひとつには、その中にあるささやかな幸福を見逃していない、ということだろう
たとえば、梅味のキャンディと梅味のぷっちょを交換こするような
たとえば、お腹が空いてなくても、嬉しいからその場で頬張っちゃった、みたいな
そういったつい埋もれてしまいそうな幸福のカプセルが、このドラマにはたくさんたくさん、散りばめられています
そのカプセルが皆さんの心の中できちんと弾け、ドラマを見て痛んでしまった心をちゃんと、いたわってくれますように

本日より、NHKドラマ『透明なゆりかご』、スタートです


明日も良き一日を

ごきげんよう



2018-07-14 16:15:47

伝統

テーマ:ブログ

器って、美しい
私はとにかく器が大好きです
『酒井若菜と8人の男たち』の次回作は、〜女たちがもちろん有力で、とっても作りたいですが、私は
『酒井若菜と器作家たち』を実はめっちゃ推しています

NHKの番組で、金沢在住のガラス職人さんたちにお会いしてきたのは一年と少し前

大迫由紀さんの、冬をイメージさせる繊細な器たち、美しいんです  めちゃくちゃ可愛い
大迫さんの器でお水やお酒を飲んだら、夏には涼しく、冬には温もりを感じるだろうと思った
河野千種さんの、とっても細かなオブジェは、圧巻だった
アクセサリー欲しい
ほいで、西山芳浩さんの、伝統を大事にしながらも新しさも感じる器たち
西山さんの作品は、金沢で買える機会があったのに、ギリギリで買い逃してしまった私
この一年ずっと、買ってくればよかったぁ!と思っていた

皆さんが東京で個展をするときに、事務所にインビテーションを送ってくれたりしていたのに、ぜんぶ行けなかった私
よくあるうわべの口約束みたいで本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったのだけど、
いま、青山のお店で期間限定で西山さんの個展が開催されていることを知りダッシュ
残念ながら西山さんにはお会いできなかったけれど、店員さんに伝言だけお願いしてきました
お伝えいただけるといいな
「よろしくお伝えください」としか言ってないけど 汗

西山さんの器の特徴は、手への馴染み
持った瞬間に「優しい」と感じる
大げさではなく、心臓がトクンと音を立てるのがわかる
ガラスを写真に映すのは難しいけど、見た目も抜群に美しいです
私は、グラスやお猪口や花器を連れて帰ってきました
そうそうこの感じ
逢いたかったよぉ〜
と自宅で並べた瞬間、声に出してしまいました
皆さんにも、実物を見て、触れてほしいです
美術館で惚れた絵はなかなか買えないけれど
器はね、買えるから
しかも、生活の一部になるから

実はね、元々ガラスの器も好きだったのだけど、震災のときにぜんぶ割れてしまって、以降、なかなか買えなかったんです
そのあとに大地真央さんがプレゼントしてくださったバカラのグラスだけ、だいじに持っていて
シャンパングラスは来客用に買っていたけれど、あくまで来客用なので普段はまったく使わず
いわゆる日常的にお水や冷茶を飲むときに使うグラスを持っていなくて
なぜガラスのグラスを震災以降、極力持たなかったかというと、割れたときに、どれがどの破片なのか、わからなかったことが悲しかったんです
一緒に暮らしてきたのにわからないなんて、と
私が焼き物の陶磁器ばかりを集めだしたのは、まあ料理が好きだということもあるけれど、割れたときに、どれがどの破片なのか、わかるだろうということもあって
お水や冷茶を飲むのは、ここ数年もっぱら蕎麦猪口でした
蕎麦猪口大好きだけど、やっぱり冷たい飲み物はガラスのグラスが良い!ひとつくらいグラス欲しい!
と思って、先月800円のを買ったんだけど、昨日の朝割ってしまったところでした
もちろん、ひとつしかないので、なんの破片かわかりました
当たり前だけど、なるほど、と思ってしまった(昔どれだけ持ってたんだ、って話よね)
ほんとうに好きだと思えるものを見つけよう
そう思ったら、たまたま西山さんの器が青山に来てることを知って、運命を感じた、というわけです

金沢の山の中にある工房で創作過程を見せてもらったとき、撮影の都合上、創作工程を途中でとめてもらわなければならなかったり、何度もおなじ作業を繰り返してもらったりして、心が苦しかったところも正直あったのだけれど、西山さんは嫌な顔ひとつ見せず、丁寧に対応してくださいました
ガラスってね、数秒が勝負なんですよ
西山さんだけでなく、職人の皆さんは、一瞬にかける集中力がすごかったの
その緊張感は、見てる私が思わず息を止めてしまうくらい
そんな一瞬の勝負を途中でとめたりしたら、当然作品にならないわけです
でも何度もこちらのリクエストに応えてくださいました

私は、どんなに作品が素晴らしくても、人柄が良くないと作品まで愛せなくなってしまって
「人柄は悪いけど、作品がいいからさ」とは思えなくて
それは器でも音楽でもドラマでもそうです
でも、それってこじつけじゃなくて、よーく見極めていくと、「やだな」と思ったその人の要素って、必ず作品に潜んでるんです
だからこそ、西山さんの器は、信頼できる
心が美しい人の作品は、手に取るだけで幸せになれる

金沢の、人の気が入り乱れていない静かな山奥で創ったものが、人の気が入り乱れている東京の、中でも特別に洒落た青山のお店に置いてある
それ、ものすごく美しい光景でした
かっこいいね
私が今回連れ帰ったのは、写真では伝わらないかもしれないけど、一番左のグラス以外は、みんなが想像するよりたぶん華奢なの
よぉく見ると、薄さが全然違うんだよ
右のグラスの手の馴染み、ほんとびっくりすると思う
で、ちっちゃくて品があるの
私の手でも、指が回りそうなくらい
それもあって、女性の手にも馴染むのだと思う
抜群のサイズ感と手触り
これからこの器たちと一緒に暮らせるなんて、幸せ

取材のときは、大迫さんも河野さんも、丁寧に丁寧に、対応してくださいました
二人の作品とも、また再会できますように

あ、ちなみに、西山さんと大迫さんは、おなじ工房で創作してらっしゃいました
すごいね!!
また見学に行きたいな

おおお!一晩越えて、いまちらっと見たら、陽が入ってめっちゃ美しい!
昨日も思ったけど、このガラスたち、写真加工いらずだなぁ
ああ、食器棚にしまうのやだなぁ
ずっと見ていたい
でも、よし!今日から使うぞ!

昨日は、せっかく青山に行ったので、菓匠 菊屋さんへ
向田邦子さんのエッセイにも登場する夏季限定の水ようかんと、向田さんがよく買われていたという、四季の友を


まぁ、青山しょっちゅういるけど  へへ
昨日の骨董通りはアツかった
久しぶりに、いいお買い物ができた気がします

明日も良き一日を

あらためまして

ごきげんよう

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