私は覚えることが昔から大の苦手でした。
小学1年生の時の国語の授業で詩を覚えるのがあって結局覚えれなかったと思います。
音楽でも暗譜といって楽譜を見ないで演奏することがあります。ピアノソロでは暗譜が当たり前ですね。これは聞いた話で定かではありませんがクララ・シューマンが暗譜して弾く習慣があったのがスタンダードになった様です。
また吹奏楽の世界でもマーチングやパレードなど楽譜を見ることができない演奏形態では暗譜が必要です。しかし私は覚える事が苦手なので楽譜を縮小コピーをしてベルに貼って見てましたがσ(^_^;)
でも文書と楽譜どっちが覚えやすいかと言われると楽譜かなと思います。それは形式があったり、同じモチーフを転調させていたり、似たようなフレーズだったり何らかの共通点が1曲の中にあるからだと思います。
今はどんな試験でも覚えているかを問う事がほとんどだ。もちろん覚える事も大事だけど、知っているモノで何ができるか考えたり、こんな事をしたいというビジョンを持つ事がとても大事だと思います。
記憶。
忘れたくない素敵な事。
今すぐにでも忘れたい悲しい事。
たくさんの記憶が今のあなたを形作っていてこれからもたくさんのメモリーを蓄積したり、忘れたりして歳を重ねていく。
『この曲を聴くとあの頃を思い出す』
記憶と音楽は切っても切れない関連性がある気がする。
誰かの心に残る様な音楽を奏でる事が音楽に関わるすべての人の役目ではないでしょうか。