5月19日 町田GIONスタジアム
久しぶりのゼルビアについてです。ゴールデンウィーク以外は、毎試合観戦に行っていたのですが、記事を書くことができないまま次の試合を迎えるということが続いていました。
でも、今節のことは書かないわけにはいきません。
東京ヴェルディをホームに迎えての東京クラシック。
まさかJ1昇格同期として、こうやって戦うことができるとは思ってもみませんでした。そして、城福監督は、町田のサッカーに対して昨年も今年もいろいろおっしゃっていて、どちらかというとゼルビアvsヴェルディというより、ゼルビアvs城福監督みたいな感じになっているところも大いに盛り上がる一戦となりました。
確かに、町田がお金をつぎ込んでいるのは事実だと思います。しかし、オ・セフン選手、柴戸選手、鈴木準也選手など、以前在籍したクラブでは今一つ実績を残せなかった選手が、町田で輝いていることにも注目してほしいですね。ヤクルトの名監督 野村克也さんの「野村再生工場」という言葉も懐かしいですが、町田の戦い方に合わせて的確な補強を行った原フットボールダイレクターや強化部、そして黒田監督や金明輝ヘッドコーチのマネジメント力が、ガッチリかみ合った結果だと思います。
さて、試合は、予想外の5-0という大勝⚽⚽⚽⚽⚽
なかでも、以下の3点が印象に残りました。
鈴木準也選手のクロスから藤尾選手がヘッドを決めた2点目
まずは、町田といえばロングスローというイメージを逆に利用したスローインからの攻撃。そして、藤尾選手自身がインタビューでも言っていましたが、意図的に後ろに数歩下がってスペースを作ってから走り込んでという頭脳プレー。すばらしいです。
そして、ロングスローのクリアボールをボレーで沈めた柴戸選手の4点目
ゴール裏で見ていても、ボールの動きを見極めて、丁寧にシュートを打っていたのがよくわかりました。決して豪快に振り抜いたわけではありません。冷静さが光りました。
さらにエリキ選手の復活ゴール!
町田OBである鄭大世さんの解説を聞いてなるほどと思いましたが、ただ単にキーパーが弾いたのに反応したのではなく、シュートされた時点で素早く反転して走りだしているのですね。これが、昨年、多くのゴールを量産したエリキ選手の凄さなんだと改めて感じました。
とにかく素晴らしい勝利でした。試合後、城福監督に「完敗でした。」と言っていただけて、満足です😅でも、内容的にも完勝だったと思います。
次の東京クラシックはアウェイ。ヴェルディも相当の覚悟で臨んでくるでしょうから、ゼルビアもそれを超えるくらいの気持ちでまた戦ってほしいです。
そして、これで、再び首位に返り咲き。目まぐるしく順位が入れ替わる混戦ですが、なんとか最終盤まで食らいついていきたいですね。