1月1日 神奈川県相模原市
大晦日に観察したムササビが落とした小枝が気になって仕方がなかったので、元旦から連日のムササビフィールド通いです。
昨日、ムササビが小枝をポトポト落としていた木の下に行くと、やはり、それらしき枝がたくさんありました。その枝を持ち帰り、自宅で詳しく観察してみました。
現在のところ、樹種は同定できていませんが、枝の芽がすべてかじりとられています。
こちらは、上のものほどきちんと食べ尽くされていません。
芽の部分だけ、狙って食べていることがよくわかります。
こちらも同じような感じです。
そして、小枝の根元を見ると、どれもノウサギのように斜めにバッサリと切られていることがわかります。でも、切り口にノウサギの食痕ほどの鋭さはありません。ノウサギが食べる枝よりも太いからかもしれません。
ノウサギ同様、ムササビも、上の歯が下の歯より前に出ているので、裁断機のようになって斜めに切れます。
昨日は、木の皮を食べているのかも、と思っていましたが、きちんと観察をすると、彼らの食性を理解することができますね。