久々に高校時代からの友人、通称「カラテ」(※後述)と呑んだ。
場所は町田駅から徒歩5分ほどのところにある「串べえず」お店情報
串ものがとても美味しい飲み屋で、町田で呑むとなったらほとんど
ここに決めてしまうほど二人とも虜。
なんつっても料理の「塩加減」が抜群で、
毎回行くたびに注文するのは2枚セットの「とりせんべえ(塩or七味)」
と、串ものの「豚キムチ巻き」。この二つはマジで上手いので、もし
行く機会がありましたらぜひ頼んでみてほしいです。
お酒も色々揃えられていますが、二人とものん兵衛ではない故に、
おすすめのお酒がわかりません。
多分大体美味いですよ。
・・・「にごり梅酒」がまろやかで呑みやすかったと・・記憶・・・
日本酒とか地酒、飲んでみたかったけど知識が無いので下手に
冒険して失敗するのが嫌だったので呑んでません。。。
席に着き、とりあえずいつも頼む「とりせんべい」をパリパリ食べながらお互いの近況なんかを話す、
が、久々(2~3ヶ月ぶり)にあったにもかかわらず、お互いにとくに近況で面白エピソードもなく、
結局、この間テレビなに観たとか、完全に週明けの会話する二人。毎度です。
※ カラテ、高校時代に自分と同じ美術部員だったのですが、
空手部の夏の合宿に飛び入りで参加するほど空手が好きだから、カラテ。
とりせんべいの美味さに感心しながら、話をしてみる。
どうやらカラテは最近海外ドラマにはまっているらしく、
ナントカカントカのシーズン7をTUTAYAで借りて観てるそうです。
そして、そこからTUTAYAで借りた映画の話にシフトチェンジして、
トニー・ジャー主演の「マッハ」「トム・ヤム・クン」は面白いが、同じ監督(?)の「7人のマッハ」は
がっかりするからやめておけと忠告される。(アクションシーンの8割が銃撃戦らしい)
そんで、やっぱり「ターミネーター2」と「エイリアン2」は名作というのをお互いに再認識する。
そこから○曜ロードショーの「デジタルリマスター版」と「特別編」は、混同しやすいだとか、
最近のターミネーター2は、ダイソン夫婦の目の前でT-800が自分の腕を切ってロボットアームを
見せるシーンがばっさりカットされてて絶望したという、ど~でもいいことで盛り上がる二人。毎度です。
そういえば、以前。何年か前に、「羊達の沈黙」の続編である「ハンニバル」が地上波で流れるということで、
内心「え~できんのか?」と思いつつ見たら、見事に残虐シーンがカットされていて、
「放送する意味ねぇだろ!」と憤慨したのを思い出しました。
「プレデター」と「ランボー」もっかい見たいな。
---------------------さておき---------------------
呑み進める中、オレが「久々に飲むのはいいけど、実は今週また飲み会があるんだよ」と話し、
週末に新宿でお好み焼き屋に行くことを話す。
そこでオレは多分無いとは思うが、「お好み焼きをひっくり返す事になったときの不安」を吐露する。
オレ 「お好み焼きひっくり返すのオレ、下手なんだよな~」
カラテ 「え?まさか横からヘラ指してひっくり返そうとしてる?」
オレ 「横って言うか」
オレ 「奥から手前みたいなかんじ」
カラテ 「それは違うんだよ。それだと真ん中から折れやすくなる」
カラテ 「正しくは・・・」
カラテ 「斜めに差し込んで返す。お好み焼きを出す飲み屋に勤めていた人に聞いたから間違いない」
オレ 「鱗です」
あと、カラテ曰く黙って返してはいけないそうで、必ず「返します」といってから返すのが礼儀だそうだ。
そういえば、そんなこと言ってたなみんな。あんまお好み焼きって食べに行かないから目から鱗でした。
まぁ、おれはひっくり返さないけどね。
---------------------さておき---------------------
いつもは1品ものなどを序盤に多く注文してしまい、そうそうに腹がいっぱいになってしまうという
失態を冒していたので、今回は少しずつ串ものなんかを中心に注文する。
頼んだのは、「キスのしそ巻き」「上シロ」「アスパラ巻き」等、相変わらず塩加減に感心しながら次の話題へ。
カラテ 「こないだのイロモネア見た?」
オレ 「いや」
カラテ 「バナナマンが出てて、その時の日村がほんと爆笑した」
オレ 「なにやったの?」
カラテ 「ピアニカで、静寂の中、「Get Wild」引いた」
その場でふたりで爆笑する。
オレにいたっては、見てないのに説明を聞いただけでそのシュールさに笑ってしまった。
カラテ 「それもやけに引けてるんだよ」
オレ (((;^д^;)))
カラテ 「でも、なんか曲調が寂しげなの」
オレ (((;^д^;)))
帰って速攻youtubeで探して、深夜に爆笑する。
本とにやけに上手い。(6:00過ぎあたり)
「にごり梅酒」と「やわらかゆでタン(豚の舌)」をいただきながら、お笑い番組の話に花を咲かせつつ→
カラテ 「とんねるずのスペシャルも面白かったなぁ、他の芸能人の家に泊まってくやつ」
カラテ 「高橋英樹の家に泊まったときに、娘の誕生年のワインをノリさんが勝手に空けちゃったりね」
オレ (((;^д^;)))
カラテ 「そうそう、高橋英樹と言えば時代劇での「殺陣」がすごい上手なんだよ!」
オレ 「へー、越後製菓が(てか、急にテンション上がったな)」
そこからカラテの高橋英樹がいかにすごいかの講義が始まる。が、ほとんど覚えてません。
とりあえず、最近の時代劇は殺陣がくそ!らしく、最近のはストーリーに重きを置いていて、
当然そこも大事なんだけど、時代劇の醍醐味と言えば「殺陣」だろうと。
ちなみにカラテの中で殺陣が上手い役者さんは「高橋英樹」「松平健」「勝新太郎」らしい。(敬称略)
てか、こいつそんなに時代劇が好きだったのかと知った。
そんな中でもカラテの高橋英樹出演でオススメの時代劇が、「三匹が斬る! 」という作品らしく、
高橋英樹、役所広司、春風亭小朝といった、今じゃ考えられない組み合わせの3人がやる時代劇なんだよ!
と興奮混じりに言われ、高橋英樹は「小野派一刀流」の使い手で、武器はまぁよく見る「刀」で、役所広司は
「示現流」の使い手で、武器は刀のより分厚く重い「どうたぬき」、小朝は両端に刃がある「両槍先」の使い手。
とレクチャーをされ、なんとなくオレも盛り上がる。
ただ、このシリーズもだんだん役者が代わっていって昔ほど面白くなくなった。やはりこの3人が一番だった!
とのことです。
「三匹が斬る!殺陣シーン」
てか、あるんだなyoutube。
そんな感じで盛り上がりった呑みだが、後半あたりでカラテがやたら「いま幾ら位だろう?」と
気にかけている。たいした額じゃないよ。と何度も言うが、間をおいてはこの発言をする。
いやいやカラテよ。
20半ばの男二人が「呑み」でなにを金額の心配をする。
実家だろ!!
心配せんと、呑もう食おう。
その後もいろいろ注文する。「トマト巻き」はジュワっとトマトの味が広がり、巻かれた肉といいハーモニーを
どーちゃらこーちゃらしてる。「ピリガリキュウリ」もカリコリとした食感が心地よく、塩加減も抜群。
普段自分は小食と言うのもあるが、腹八分を意識して食事をするんですが、この日は食べた。
100%中の100%食べた。100%中の100%って結局何%なのという疑問は置いといて食べた。
締めに鳥塩の麺(ラーメンではない)をすすり、デザートに「塩アイス」も頼んだ。
鳥塩のスープを一口飲んだ後、バニラアイスを一口食う。
甘い→しょっぱい→甘い→しょっぱいの無限ループを堪能しつつ、おあいそすることに。
\15290
( ゜д゜) ・・・。
(゜д゜ ) 2人で・・・
(°Д°≡°Д°) 以前は3人で8000円位だったのに?
(゜д゜ ) ・・・。
( °∀ °) まいっか
その場はカラテが大きいのを持ってたので、支払ってくれることに。
端数の290円だけ出そうとしたら100円玉1枚しかなかったのでソレだけカラテに渡す。
ゴチでーす。(あとでちゃんと払いましたが)
呑みが終わったら、あとはいつものコース。
そう!
ゲーセン行って、3rdをするのだ(1~2ゲーム位)
カラテもオレが3rdにハマってるのは知っているので、オレがやってる後ろに立って傍観する。
ゲーセンに行くと、いつもは対戦しているのだが、この日は誰も遊んでいなかったので、
とりあえずフゴでCPU戦をダラダラ遊ぶ。すると「ナナナーウ」と乱入の音が!
相手はエレナを選択してきた。
ラウンド開始の時、そのエレナのカラーが、
図:左側
だったので、一瞬「まさか、町田のエレナ使い!? 」と思ってしまいましたが、別人でした。
ゲーム内容ですが、小技で固めてからの投げが上手くて何度も喰らってしまいました。
こちらもギガスで一本取ったんですが、その後僅差で敗北。
ちょうど小銭が切れたので、「小銭が無いからもう帰ろうか」といったところカラテが「ええ!?」と言い、
おもむろに財布を探り出して、50円を突きつけて
「勝ちなさい」
( ゜д゜) ・・・え? あ、はい。
予想外の連コインで2戦目。(次はどうする?またフゴで行くか?それとも変えていくか・・・)
カラテが「イチバン得意なのでやれ」と言ったので・・・12!ではなく最近調子がいいケンで再戦!
1R目、調子よく攻めて、あともう少しで勝てるというところで相手の投げ返しを喰らい、一気に画面端へ
追いやられ脱出できず敗北。
しかし、つづく2Rではおれの必殺のN投げループが炸裂!
N投げというのは「(レバー)ニュートラル投げ」の事。
レバーを進行方向に倒しながら投げると「背負い投げ」
進行方向とは逆に倒すと「地獄車」になります。
単発の威力はレバー入れ投げの方が強力だが、N投げは
レバガチャとボタン連打でヒット数が上がり、総じて威力も
上がる。N投げループとは俺の得意技で、ループと言って
いるが、別にループじゃない。ただ、相手の裏をかくなどして
何回も喰らわすのが得意であり楽しい。
そして、このN投げとリープで相手に立ち状態を意識させる。(リープ中段技だからしゃがみガードで防げない)
そこで、不意の中足迅雷(しゃがみ中キックキャンセルSA)を喰らわす。上手くこちらのペースに引き込む。
2連勝した後、相手も意地を見せ、一本取り返してくる。お互いイーブンの接戦!
お互い体力わずか!ここでおれの昇龍拳がヒットし相手をダウンさせることに成功!
よし!起き攻めでねじ伏せてやる!さっきからさんざんN投げとリープで上段を意識させるのに成功している。
ここは裏をかいて下段だぁああ!と、中足を差し込もうとした矢先、あいてのリバサ(後述)SAをまんまと
喰らってしまい、見事に敗北する。
すごすご立ち去るオレ。
カラテは「さっきのやつはかなりの使い手なの?」と聞いてくる。
「ぶっちゃけ、どっこいどっこいで強いとしてもオレよりほんのちょっとだ」と言うが、カラテは「まぁ結果が全て」
と辛辣なコメント。精進します。。。
※リバサ、リバーサルといって、起き上がると同時に技を撃つこと。別名:暴れ。
相手が起き攻めにくると読んだ上で撃つので、ぶっぱの派生系。リバサを読まれてガードされるともっと痛い目を負うので注意。
ゲーセンも終わると、あとは「ホーリーランド巡り」でその日の呑みは終了する。
ワッツ?ホーリーランドメグリ?
ホーリーランド巡りとは、08年まで「週間ヤングアニマル」で連載していた路上格闘マンガのタイトルから
きている。その作品では、下北沢にいるヤンキーが次々と倒されていくという「ヤンキー狩り」という事件が
おきていた。
・・・作品の説明すると長くなるんでハショりますが、要は「ヤンキー達が路上でケンカしそうな場所」を巡る
というのを俺達は数年前から町田で呑むときはやっていたと言うことです。
え?からまれたらどうするって?
カラテはむしろそれを望んでいて、返り討ちにするのが夢みたいでした。
原作読んでる人はきっと「あぁ~、解る解る」となっていることでしょう。
こういう感じで巡って、最後の自販機の前で缶コーヒー飲みながら小一時間ほどだべる。
これが俺達の「呑み」の締めである。
ただ、最近ここの通りの一部にコンビニが出来てしまって、以前より人通りが多くなってしまって、
雰囲気が出なくなってしまいました。トンネルも前はスプレーでラクガキされていたのに消されてるし・・・
以前は本と街灯もあまり無くて、10分に一回は警官が巡回するという「それっぽさ」だったのに残念です。
ちなみにこの日は、カラテが自分なりに考えた「空手の構え」を披露し、講義してました。
ほとんど覚えてませんが。。。たしか「タックルに来た相手を倒す構え」とかやってくれましたね。
そんなこんなで「呑み」を終了し、翌日の仕事に行きたくないだの愚痴をこぼしながら帰路に着くのでした。