私ができる最大の事を | あづまの書斎

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基本的には私が読んで面白かった本のご紹介です。
時々、時事や身の回りの出来事なんかもお話させていただきます。

今日も重たい話です。

イヤな思いをされたくない方は別のページに飛んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方に姉から連絡がありました。

母の主治医より、医者ができることはもはや何もなく、ホスピスへの転院を薦められたとのことです。

 

不幸中の幸い、という言葉が相応しいのかどうか分かりませんが、難治性がんであることを告知されていた母は覚悟していたのか、『苦しまずに逝けたらそれでいい』と言って、特にパニックに陥ることもなかったそうです。

後は『誰それの事が心配だ』、『誰それの事を悪く言いすぎたかもしれん』と、一番大変な状況にあるのは自分であるにもかかわらず、親族の事ばかり気にかけていたそうです。

専業主婦でしたが、40年余り、自分の事を後回しにして家族のために尽くしてきてくれた母らしいなと思いました。

 

次の土日は帰省して母を見舞いたいと思います。

敢えて、最後まで望みは捨てません、とは言いません。

ただ、母の心残りを少しでも無くすために最善を尽くしたいと思います。