最悪のエイプリルフール | あづまの書斎

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基本的には私が読んで面白かった本のご紹介です。
時々、時事や身の回りの出来事なんかもお話させていただきます。

ご無沙汰しております。約8年半ぶりの投稿です。

タイトルの『エイプリルフール』の語で明るい話、笑い話を期待されている方がいらっしゃいましたら、残念ながらご期待には沿えませんので、イヤな思いをされる前に別のページへ飛んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルの通り、今日はエイプリルフールです。SNSなんかで、エイプリルフールらしいネタ投稿なんかがあったりで、朝から楽しませてもらいました。

 

それが暗転したのは、残業中の午後7時半過ぎ。

数年前から、郷里を離れ、とある地方に単身赴任しておりますが、珍しく父親から電話がかかってきました。

父親の、やや沈鬱な声での『元気にしてるか』で始まった会話は、すぐに悪夢のような事実を突きつけられる内容に変わりました。

 

『お母さんがなあ。具合が悪くて病院で検査したらな、難治性のがんだって言われたんだ』

 

その後、関東に嫁に行って、数日後に子供が小学校の入学式を迎える妹にも知らせるべきか迷っている、というような話をされたのかは覚えていますが、私の方から何と言ったのかはほとんど覚えていません。

 

その後、1時間程度で終わる作業を2時間以上かけてようやく終え、帰路につきました。

帰路で考えたことは、『たちの悪いエイプリルフールのネタであってくれればいいのに』、『エイプリルフールにこんな話を持ってくるなんて、運命というのはヒドイ事をしやがる』といった事でした。

 

ブログに書いたところで何も解決することはなく、また、まだ母が快復しないと決まった訳でもないのですが、どこかに吐き出さないと自分が潰れてしまいそうなので吐き出させてもらいました。

 

エイプリルフールにこんな話で非常に申し訳ございません。

そんな話でも、ここまで読んでくださった方に、心より御礼申し上げます。