ここのところ、収納する場所に困って机の上に平積になっている本が増えてきた。
かと言って、新しく本棚を買う余裕も置くスペースもないので、少なくとも、これ以上置き場所に困る本が増えないようにするため、思い切って購入しました (↓) 。
- Kindle Paperwhite 3G (2012年モデル)/Amazon.co.jp
- ¥12,980
- Amazon.co.jp
なかなかいいですね。
別売りのケースに入れても紙の本ほど分厚くはないから、通勤鞄に入れてもかさばらない。
で、私はiPadみたいな明るい液晶画面を長時間見つめていると目がちらついてきて集中できなくなっちゃうんだけど、これはそれがない。
充電が切れると読めなくなるという欠点はあるけども、ストックされている本であれば、いつでも自由に読むことができるのと (言ってしまえば、本棚ごと持ち歩いているようなものなので)、お気に入りの箇所、印象に残った箇所をハイライトしておけば、メニューからその箇所を呼び出すことができるという、デジタル機器ならではの長所もあります。
電子化されている作品は、まだまだ充分とは言えないけれども、今後充実することを期待しましょう。
ちなみに、現在のところ、Kindleストアで購入したのは、ジョン・ル・カレ のスパイ小説3冊と、『半沢直樹』 の原作ですが、それぞれ、紙の本を買うよりも数百円安かったので、割とお得感があります。
しかし、Kindleで本を呼んでいて思うのは、神林先生 が何かの作品 (『言葉使い師』 だったかな?) の中で、書籍が全て電子データで出版され、名作と評価された作品のみが紙媒体で出版される未来というのを描いていたんだけども、誰もがこうした電子書籍リーダーの機能を持つモバイルを持つようになれば、そういう未来も実現するだろうし、そしてそれは、そう遠くない未来なんじゃないだろうかとも考えますが、そうであれば、街の本屋さんどころか、大規模書店も将来は危ういかもしれませんね。