慰めの報酬 | あづまの書斎

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基本的には私が読んで面白かった本のご紹介です。
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私はS 派!

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プロフィールにも書いてあるとおり、私は、基本ドSなんですが、1月下旬以降は、むしろMなんじゃないかと思われるほどに業務に精励しておったのですが、今日はそのきっかけとなった事項についてお話ししてみましょうか。


例によって、と言うべきか、税務がらみの相談が営業部門よりあったのですが、事前に営業部門が整えていた方針案というのがものの見事に穴だらけ。
彼らは彼らで、どこぞの税務に詳しい人に聞いた、と言っていたのですが、『人のミスをあげつらう事に倒錯的快感を覚える』 Sの血に火が点いていた私は情け容赦なくダメを出し、話しを持ってきた営業部門の方にはほうほうの体でお引き取り願ったのですが、彼らが意見を求めたとかいう 『税務に詳しい人』 というのが問題で、事業部経理部長補佐のH氏だった、ってのがケチの付きはじめでした。
厄介なことに、H氏。15年ほど前に私と同じ仕事をしており、その後も欧州の子会社新設に関わるなどの実績を誇る人で、論争が社内政治力学だけで行われたとすれば工場勤務 (当社は、階級が同じなら 『本社>事業部>工場』 の力関係が暗黙の裡に成立しています) で、しかもH氏のような華やかな実績を持たない私の勝算はゼロどころかマイナス、という状況に追い込まれることになってしましました。

正直、現在の会社については、事業内容はともかくとして体質であるとか、とりわけ経理部門の体制については批判的な意見を持ってますので、定年まで勤めたい、などとは全然思ってないのですが、今クビなり転職において不利な要素となるような処遇をされるわけにはいかない。

と言う訳で、逆境をいくばくかでも挽回 & モノの見事に私にメンツを粉砕されたH氏からの嫌がらせであるのが見え見えながら、パワハラで訴えるには証拠不足という絶妙のルートで舞い込む対応依頼に忙殺されております。

まぁ、うっかりとトラのしっぽを踏んづけてしまった私も悪いんでしょうけど、正直、踏まれるようなところにしっぽを投げ出してたH氏も大概だと思うんですよね (そもそも、せいぜい主任レベルが対応すればよいことに首を突っ込んでくるのがおかしいよ) 。
担当していた15年前は新しい分野だったかもしれんけど、アンタがヨーロッパで会社設立に携わって、設立後も 『設立に携わった』 というのにかこつけて、様々な名目で出張という名の社費での欧州旅行を楽しんでいる間に法律とその解釈についての論説も整理されて、15年前の手法なんて今じゃ一部のケースでしか適用できないってことにサッサと気付けよ。

まぁね。こういうの (『報復』 もそうだけど、過去の実績はすごいけど最新の理論についてはサッパリの人間が過去の実績をチラつかせてデカイ面してるってとこね) がまかり通るってのが現在の勤め先のよくない所の一つで (あと、経理面についてやたらと硬直的で、『節税 (≠脱税。念のため)』 という発想が全くない所とか)、そういうところで税務を担当している私は、税務署よりも、まず身内の無理解と戦う必要があるという不愉快な真実に最近になってようやく気づきました。

ごく限られた人間からはジャック・バウワーと呼ばれております (⇒ )が、これでジャック並みの有能な部下を持つようになれば、今度は 『M』 と呼ばれるようになるのかな?

ああ、ちなみにS君。君はジェームズには程遠いから、私の事を陰で 『M』 と呼びたいのなら、今度の採用予定者との懇談会で有能な子をスカウトして来なさい。

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