遠野放浪記 2014.11.24.-03 決戦地 | 真・遠野物語2

真・遠野物語2

この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

北上川の畔に、ひと際大きな建物が見えて来た。これが今日の俺の命運を握る地、水沢競馬場だ。

 

 

競馬場の近くには駐車場や自転車が停められる敷地が整備されている。かなり広いので、遠くまで景色を見晴らせる。

 

 

 

未だ開門まで時間があるので、競馬場の周りを散策してみることにする。

 

 

遠くには、雪を被った青く険しい山々が連なっている。

 

 

競馬場の近くに家は殆ど無く、田畑ばかりだ。厩舎が近いことから、あまり家が密接しているといろいろと不都合があるといった事情でもあるのかもしれない。

 

 

 

競馬場と北上川の間には緑地があり、春になると見事な桜並木が見られる場所だ。薄桃色の光の中を、馬が歩くという情景にも出会える。

 

 

 

岩手では、春の連休頃に丁度遠野が桜の季節を迎えることが多いが、盛岡や水沢などはもっと早く桜が咲くため、逆にその時期に岩手に来たことがない。そのうち競馬場の桜を見に来たい。

 

 

 

そしてその緑地の一角に、天照皇大神宮がある。競馬場との関係はわからないが、万馬券が当たるように参拝して行こう。