遠野放浪記 2013.09.22.-10 千年秘伝の河童殺し | 真・遠野物語2

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この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

16時前に遠野駅前に戻って来ることが出来た俺は、安堵するとともにお昼ごはんを食べていなかったことに気付き、おなかと背中がくっつきそうになりながらのんのんに入った。今日も人が多いが、まつりもクライマックスに向かっているため、この時間にのんびりごはんを食べている人はそんなにいない。


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今回はのんのんリニューアル後の新メニュー、河童殺しを発注してみた。

名前から想像できる通り(?)カッパも死んでしまう程の激辛ラーメンで、真っ赤な血の池のようなスープの中央に、動かなくなったカッパが浮かんでいるw


辛さは三段階あり、殆ど全員が平気な石上、辛いもの好きでないと厳しい六角牛、完食率僅か10%の早池峰の他、裏メニューで早池峰をクリアした人だけが挑戦出来る岩手山があるらしい。

取り敢えず今回は初めてなので、石上にしておいた。

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確かに石上でも結構辛いが、意外に辛いものが苦手な俺でも充分味わって食べられるレベル。カッパ店長も「ラーメンとして味わうなら石上か六角牛まで」と言っていた。

スープは見た目に反して結構あっさりしており、辛くても食べ易かった。次は六角牛に挑戦しよう。

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ついでに(失礼)おやつののんのんパフェも平らげ、おなかいっぱい。余は満足じゃ。


本当はマヨヒガさえ見付かれば、其処には減らないおむすびがある筈なのでそれでおなかを満たせる筈だったのだが(出典:うし●ととら)、結局マヨヒガが無かったからこんなに昼が遅くなっちゃったんだもん……。

欲深い人にはマヨヒガはその姿を見せてくれないというから、きっと減らないおむすびを求める卑しい心が無意識のうちにあるのを、マヨヒガの主は見逃さなかったのだろう。