遠野放浪記 2013.07.14.-01 涼しい朝 | 真・遠野物語2

真・遠野物語2

この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

7月14日、夏にしてはひんやりとした空気の中で目が覚めた。外は明るく、雨は降っていないようだ。この調子で一日が過ぎてくれれば、今日の旅路も平穏なものになる。


朝ごはんは、持参したおむすびシリーズの第2弾。家に余っていたカレーふりかけを混ぜ込んだものだ。最近のふりかけ業界は日進月歩で進化しており、自宅から遠く離れた地でこんなに朝早くからカレー(っぽいもの)が食べられる時代になった。これは素晴らしいことだ。


1


おむすび3コを平らげ、身支度を済ませて道の駅を出発する。

宮守は薄い雲に覆われていて、湿気は少々高いがこの時期らしからぬ過ごしやすい気温だ。

2


今日の目的地は寺沢高原。まずはその入り口である上宮守を目指す。

3


宮守の街外れに差し掛かると、遠野へ向かう道と上宮守へ向かう道との岐路に差し掛かる。

4


宮守川を渡り、上宮守へ向かう道に入る。


5


この道を通って上宮守を目指すのは、およそ4年振りだ。

6


道は少しずつ高くなり、宮守の街があんなに小さく見えるようになった。

7


此処からまずは4km程、アップダウンが続く。上宮守を訪れるのは、それだけで結構大変なのだ。

8


勿論、今日はその後にこの道とは比べ物にならない高原への挑戦が待っている。このくらいは鼻歌交じりでクリアできるようでないと……。