遠野放浪記 2013.05.25.-07 六角牛とジェラート | 真・遠野物語2

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この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

道の駅裏口から意外に急な坂道を上る途中でふと振り返ると、先程まで走っていた道が見渡せる。


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水鏡の中に一本延びる道――四季折々に触れてこの場所からの風景を眺めてきたが、これは今この場所を訪れた人間だけが見ることが出来る景色だ。

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本当に、この景色が変わってしまうなんて信じられないなぁ……。

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朝日に照らされてキラキラと輝く水田の彼方には、雄大な六角牛が聳えている。これも間違いなく遠野を体現する光景なのだ。

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少し角度は変わるが、道の駅の展望デッキからも勿論同じ風景を楽しむことが出来る。

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さて、俺は次の目的地に向かう前に、道の駅で小休止を取ることにした。青笹から綾織まで軽く走って来たように感じるが、やはりふた駅分の道程は厳しかったw

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道の駅の定番デザートといえば、この喫茶コーナーでいただける多田自然農場のジェラート。俺も以前は何処でもソフトクリーム派だったが、このジェラートに出会って以来、道の駅を訪れてかつチャンスがあるときには、必ずジェラートをいただくことにしている。

今日はわさびマンゴーを選択。わさびは勿論宮守産で、道の駅みやもりのわさびソフトよりもスイーツスイーツしている。これまた今までにありそうでなかった斬新な味で、スッキリといただけた。

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ひと息ついたら、いよいよ今日メインの目的地に向けて出発。

この季節、空は晴れ渡り、俺は綾織に足を運んでいる……となれば、目指す場所はあそこに決まっている。