番外編 ちょーおもしろい姉帯探訪記07 | 真・遠野物語2

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この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

小鳥谷駅から姉帯入口まで戻ったところに、小さな踏切がある。


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姉帯踏切。


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此処を渡れば、その先はもう姉帯さんが住む姉帯村である。


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小鳥谷の中心から外れ、街を取り巻く空気もがらりと変わった。

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このあたりは姉帯の玄関口に当たる辺廻(へぐり)という場所で、家もそこそこ多い。

あの曲がり角の先には何が待っているのか。

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辺廻最後の民家(?)の脇には一本の桜の木が立っていた。

花は未だ満開には至らず。姉帯の春はもう少しのようだ。

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此処から姉帯の中心までは2kmくらい。小鳥谷駅からならばおよそ3kmといったところだろうか。

姉帯さんは初めて宮守に来た日に「最後のバスに間に合わないんだー」と言って帰って行ったが、3kmくらいならば歩いても充分帰れそうだけれど……。

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道は再び登場した馬渕川と並走になる。地名も川向に変わる。

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程無くして、次の集落の家々が見えてきた。

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此処は侍村というところで、酒屋があったりして結構賑わった場所みたいだ。

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このまま道なりに進むと姉帯の中心に至るのだが、交差点にこんな案内が出ていることに気付いた。

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姉帯城跡。


驚くべきことに、姉帯さんは城も持っていたらしい。

これは見学に行くしかないだろう。