エンベデッドシステムの午後2「サンプル問題」が公開。 | ITコンサルが語る よりわかりやすい 情報処理技術者講座

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試験の解答例の発表と共に
ES(エンベデッドシステム)の午後2の

サンプル問題
サンプル答案用紙


公開 されました。



問題文の内容を読む限り、試験までの
ST(ITストラテジスト)
SA(システムアーキテクト)の問3から
大きく変わった印象はありませんが、

問題文の最後でおなじみの

 あなたの経験と考えに基づいて、
 設問ア~設問ウに従って論述せよ。


という文言が

 あなたの経験と考えに基づいて、
 設問ア~設問ウに従って
解答せよ。

と変わっています。ただし、表現を変えた

 作成者の意図

は、わかりかねます。



そして、この文言の後には

 なお、解答欄には、文章に加えて、
 図・表を記してもよい。


という注意書きが追加されていました。



今までの試験でも、答案用紙に

 図表

を書くことは禁止されておらず、
本番で、図表付きの論文を書いて

 合格

された受講生の方もいらっしゃいました。



この注意書きが追加された背景には

 d( ̄▽ ̄) 図表を使って
 わかりやすくなるのであれば
 どんどん使ってね


といった意味があるのだと σ( ̄▽ ̄)
推測しています。ひょっとすると

 他の試験区分

試験から、この注意書き
追加されるかもしれませんね。



他にも変わった点として、従来

 文字数制限

と呼んでいた、各設問のボリュームが

800字以内
800字以上、1600字以内
600字以上、1200字以内


といった形から

2ページ(800字相当)以内
 

2ページ(800字相当)以上、
 4
ページ(1600字相当)以内

 

1.5ページ(600字相当)以上、
 3
ページ(1200字相当)以内


といった

 ページ数による指定

になった点です。これは、先述した

 図表

を含めた際のボリュームを

 d( ̄▽ ̄) 図表を含めた
 ボリュームとして、これくらいで ・・・


といった汎用性を持たせていると
考えられますね。



サンプル問題には

 出題趣旨

も一緒につけられていました。


これを、今までの試験区分の

ST 的な要素(赤字
SA 的な要素(緑字


で、あえて色分けしてみると

 両方がまんべんなく

登場していることがわかります。


組込みシステムにおいては、データストリーミングを扱う技術を用いる際に、データの入力側・出力側及び組込みシステム全体の特徴を把握して、データを処理することが求められる。本問は、データストリーミングを扱う技術を利用した組込みシステムについて、組込みシステムのもつ制約を含む特徴データストリーミングを扱う技術解決すべき課題解決方法、及び結果の評価について、具体的に解答することを求めている。解答を通じて、組込みシステムの設計・開発に必要となる組込みシステムの特徴課題の把握、及び課題解決の能力を評価する。


つまり、ES 論文では

ST 的な視点
SA 的な視点


の両方が必要になる訳です。



そんな眺め方で、試験要綱 の

 ES の対象者像

も読み直してみて下さいね。


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