設問に「登場」していなくても、諦めない。 | ITコンサルが語る よりわかりやすい 情報処理技術者講座

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新居浜の現役ITコンサルタントが、
「情報処理技術者試験の合格」を目指す人にとって
役立つ情報、事例、コンテンツ、思考法 ・・・などなどを
のんびり綴ってゆきます。

ルサポ受講生の方から頂く
AU(システム監査技術者)の論文で

 監査手続

が問われている問題においては

 監査手続の観点

を意識的にチェックします。



この監査手続の観点というのは

 どのような観点

で監査手続を行うか、というもので

妥当性
 コントロールを
 実施していることの確認

適切性
 コントロールが
 正しく機能していることの確認

有効性
 リスクに対するコントロールが、
 リスクを低減させていることの確認


などがあり、多くの場合には監査手続
問われている

 設問の中

で指定があるものです。



監査手続の観点

 しっかり

と意識しておかないと、監査要点は

 がらっ

と変わりますし、大抵は複数の監査手続
論文では挙げることになるので

 勘違いした観点

である場合には

 複数の失点

を誘発してしまうので、注意が
必要なのです。



この辺りは、何回か論文添削を
繰り返している受講生の方になると

 意識

をするようになってくるのですが、中には

 設問の中

に指定が無いものもあります。



こんなときには

 ( ̄▽ ̄;) う~ん、特に指定もないし
 
(一番書きやすい)妥当性の観点で
 監査手続にしちゃおうかな ・・・


などという

 誘惑

にも駆られるかもしれません。



しかし、監査手続が問われている設問に
監査手続の観点の指定が無い場合は、

 問題文の中

特に

 システム監査人は

から始まる文章に注目してみましょう。



例えば、令和2年の問2 では

システム監査人は、・・・ IT組織の役割・責任の変更に伴るリスクが適切に認識され、対応策が適切に実施されているかどうかについて確かめる必要がある。

とあるので、

 適切性の観点

での監査手続が設問で求められていると
読み取れる訳です。


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