PMの試験要綱とシラバスの一部「改訂」。 | ITコンサルが語る よりわかりやすい 情報処理技術者講座

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のんびり綴ってゆきます。

前から話は出ていましたが、
ここに来て、試験で登場する
PM(プロジェクトマネージャ)

 試験要項シラバス



 一部改訂

されたことが発表されました。



詳しくは IPA のサイト をご覧頂くとして、
変更箇所(改訂された概要)としては

 アジャイル型開発プロジェクトの増加、
 プロジェクトマネジメントに携わる者の
 
業務と役割の変化を踏まえた変更

としています。これを見ると

 ( ̄▽ ̄;) アジャイルは、既に
 試験でも登場しているし、
 マネジメントに携わる者の業務や
 役割って変化するものなの?


と考えてしまいますが、例として


 プロジェクトマネジメントの業務を、

・特定のプロジェクトマネージャが
 任命されて担う

・チームの一部のメンバーで分担する、
 又は全メンバーで分担する

 といった
多様な形態を想定


といった内容が挙げられていました。



これらの変化は 試験要綱 で確認すると
よくわかります。



まず、午後2論文を書く上でも

 立ち位置

として明確にしなければならない

 対象者像

ですが、

(以前の対象者像)
・全体計画の作成
・要員や資源の確保
・PJ(プロジェクト)の実行・管理


といった

 ( ̄▽ ̄+) 管理するヒト



(新しい対象者像)
 PJのマネジメント業務を
 単独で又はチームの一員として担う


といった

 ( ̄▽ ̄+) みんなと協力してやるヒト

と大きく変わってきています。



業務と役割においても

 改訂の前後

を比較してみると、対象者像と同様の
傾向が見て取れます。



特に顕著なのが

・問題や課題
・リスクや不確かさ


に対して、改訂前だったら

 ( ̄▽ ̄) ぷろまねさんなんだから
 把握・認識してよね!


というものでしたが、改訂後には

 ( ̄▽ ̄) メンバーの多様な考えを
 活用して対応するといいよ


と、今風(いまふう)になっています。



今回の改訂は、

 業務と役割の変化を踏まえた変更

などと一言で表現できるかもしれませんが

 論文

においては、その立ち位置や評価において

 かなり大きな違い

になってくることが予想されます。



例えば、先程挙げたリスクにおける
マネジメントも、以前ならリスク抽出は

 プロマネさんだけ

がやっていたでしょうが、これからは
問題文の中で、

 メンバーの多様な考えを活用

などという文章が出てくるでしょう。



そうなれば、論文を書く際には

・プロマネ以外のメンバーを登場させる
・プロマネとは違う意見を出す
・多様な意見を基にまとめあげる


といった点が押さえられなければ、
ふるさぽの論文添削では、間違いなく

 失点対象

とするでしょう。



まだ、秋試験までは時間があるので、
今回の改訂内容が

 影響してくる部分

を、これからも、このブログの中で
お伝えしてゆくようにします。


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