毎年、多くの受講生の方の
論文添削
をやっていますが、多くの方に
共通の苦手分野
があります。
そんな苦手分野の問題では、だいたい
同じような指摘
が、日夜、繰り返されています。
例えば、ST(ITストラテジスト)の
論文の場合だと、
個別システム構想
などは、比較的、多くの方が
得意とされていて、
具体的な内容
がはっきりとわかる内容を書き上げて
くるのですが、だんだん
上流
になってきて、
・業務プロセス
・IT戦略
・ビジネスモデル、ビジネスプロセス
あたりの話になると、
抽象的な話
になるか、
問題文の例とそっくり
の内容になってきてしまいます。
これは σ( ̄▽ ̄) もそうでしたから
気持ちはわからなくもありません。
ですが、こうなってしまうのは
2つの理由
があり、それらを克服すれば、
立派な内容になってゆきます。
今日は、その2つの理由を
見てゆきましょう。
1つ目の理由は、具体的・定量的に
表現することに
慣れていない
若しくは
避けようとしている
ことが理由です。
そりゃ、そうです。σ( ̄▽ ̄) も
ST の学習をしていた頃は、ただの
社内 SE(システムエンジニア)さん
でした。そんな人が、
d( ̄▽ ̄) 経営戦略の・・・
だの
( ̄▽ ̄+) ビジネスモデルは・・・
だのと、慣れまくっていたら
( ̄▽ ̄;) な、何者!?
と思われてしまうでしょう。
ですから、1つ目の理由に関しては、
避けようとせず
に、取り組んでゆけば、必ず
克服できるものです。
2つ目の理由は、
( ̄▽ ̄;) なんか、
イメージがわかない・・・
というものです。
先程同様、経験もないものですから、
無理もありません。
ですが、冒頭で挙げたもの、例えば
ビジネスモデル
だったら、実は、あなたが
幼い頃
に、一度は考えたことがあること
なのですよ。 d( ̄▽ ̄)
思い出して下さい。
あなたの子供のころの夢は
なんでしたか?
例えば
( ̄▽ ̄*) ←幼稚園くらい
お花屋さんになりたい
だったとしましょう。
子供の頃は無邪気ですから、
そんなことを、普通に考えています。
夢を持ち続けた方は、少ないかも
しれませんが、この子が、
お花屋さんの夢
を持ち続けたら、きっと、
成長するにつれて、少しずつ
考えること
が変わってくるはずです。
きっと、こんな感じです。
( ̄▽ ̄*) ←小学生くらい
お花に囲まれて仕事をしたい
ポイントは、
仕事
という概念が入ってくることです。
ですが、経営までは考えていません。
( ̄▽ ̄*) ←中学生くらい
お花屋さんで食っていきたい
ポイントは、生きてゆくために
お金を稼ぐ
という概念が入ってきていることです。
( ̄▽ ̄*) ←高校生くらい
お花屋さんで儲けたい
ポイントは、いつの間にか
経営者目線
になっていることです。
( ̄▽ ̄*) ←大学生くらい
お花屋さんを全国展開したい
ポイントは、いつの間にか
経営者戦略
が生まれていることです。
( ̄▽ ̄*) ←大人になった
花関連グッズのアイテムを
扱うグループ会社を拡大したい
ポイントは、既に
事業(ビジネス)
として動き出し、いつの間にか
ビジネスモデル
つまり
利益を生み出す仕組み
を考えていることです。
そう考えると、あなたが
幼い頃
に、一度は考えたことがあることの
延長上
にあるものですよね。
少しはイメージが湧きましたか?
【試験対策講座】
ITストラテジスト午後2(論文)対策講座 NEW
~採点者が目を付けるところを身に付けよう~
※ 画像をクリックで関連記事へ
※ 画像をクリックで関連記事へ
【電子書籍】
論文の「骨子」に特化した1冊
体系立った理論と演習、サンプル付き
PM(プロジェクトマネージャ)編
大好評の第3弾発売中!
情報処理技術者試験の論文を書くなら
是非、ご一読下さい!
【ホームページ】