こんにちは。
あなたの育ってきた家庭は
どんな環境でしたか?
小学生の頃、同じマンションにあゆみちゃんという
仲良しの子がいました。
あゆみちゃんは一人っ子で両親との3人家族。
私はよく、あゆみちゃん家に遊びに行っていました。
あゆみちゃん家は、お父さんとお母さんが仲良しで、
さらにあゆみちゃんとお父さんも仲良しで
衝撃をうけたことがあります。
「家族ってこういうものなの?」
「日曜日って家族みんなでお出かけする日なの?」
小学生の頃、始めて知った事実。
仲良し家族なんてテレビの中だけだと思ってた。
うちはお世辞にも仲の良い家族とはいえない家庭でした。
特に両親は仲が悪く、基本お互いを無視。
なので、あゆみちゃん一家は私にはとても眩しく、衝撃を受けたのです。
いつからか、
「あゆみちゃん家が普通でうちはおかしいんだ」
ということに気づき、
自分の家庭のことを隠すことに必死になりました。
ふつうの家の子と思われたい。
両親に愛されて育った子供でいたい。
仲が悪い家族って、バレたくない。
と強く思うようになっていました。
でも、理想の家族には程遠く、
大人になるにつれて少しづつ、自分の育った環境との折り合いをつけていきました。
そんな風に生きていた私の中には
両親に愛されて大切に育った子=「あちら側」
私のような環境で育った子=「こっち側」
という方程式が知らず知らずのうちにできあがっていました。
出会う人には「この人はどっち側かな?」
と無意識に判断する癖がついていました。
私は相変わらず、
「あちら側」になろうと努力をしていました。
そんなある日、「あちら側」の子と話していた時のことです。
ある有名カウンセラーの方が
昔テレビに出ていた話をしていました。
私は、その方がカウンセリングをしている場面をテレビで見たとき、
衝撃を受けました。
「いつか私もこの人にカウンセリングされたい!」と
毎週、食い入るように見ていました。
共感しすぎて、泣きながら見ていたこともあります。
「毎週楽しみだったよー!」とちょっと興奮気味に話している私。
そんな私に気づいてないのか、
「あちら側」の彼女は一言。
「あれ、すごい怖かった」
・・・。
「え、怖い?」
「うん。なんか怖かった。怖くて見られなかった」
ですって。
あーー。「あちら側」ってこういうことなんだ。
私は、人の中にある陰の部分にひかれるけど、
彼女は、そういう陰の部分に恐怖を感じたのでしょう。
私は「あちら側」には絶対なれない。
「天然」には敵わない。
と、あきらめた瞬間でした。
私がどんなに「あちら側」になろうと努力しても
心の反応の仕方は変えられない。
無意識に惹かれてしまったり、恐怖を感じるものはコントロールできないですから。
こんな風に人と自分を比べて、
自分にないものを羨んで、
自分とは違う誰かになろうとしてたけど、
無理なものは無理らしい。
魚は魚、鳥は鳥って、こういうこと。
それはもう、しょうがないよねー。
私は「こっち側」で生きていこうと思えた出来事でした♪
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