佐々木れな氏の報告で現在の台湾を知り、今後の日本に生かすべき! | 桃太郎日記~親日国家・台湾より

桃太郎日記~親日国家・台湾より

親日台湾は1895(明治28)~1945(昭和20)年の50年間
反日朝鮮は1910(明治43)~1945(昭和20)年の35年間、日本に統治されました
台湾は[日本の統治を受けた本省人(子孫)90%弱]と[大陸で日本と戦った外省人(子孫)10%強]が同居する国です

 

 

今回の動画は台湾の実像を知るために、とても参考になる内容でした。

 

出演されていた佐々木れな氏はアメリカでご活躍の様ですが、台湾のことを本当によくご存知で、本当にすごい若者だと思いました。

 

この動画の中で言われている「国民党系は日本に関心が無く、また日本に入ってきている台湾情報は民進党系のバイアスがかかっている」と言うのはまさにその通りだと感じました。

 

それには歴史が大きく関わります。

 

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日本はかつて、日中戦争、太平洋戦争を経験しました。

その日中戦争における日本の敵は国民党率いる中華民国だったわけです。

ちなみに中華民国の成立は1912年(日本の大正元年)です。

 

その中国国民党は戦後、中国共産党に追い出される形で台湾に渡り、この土地が(あるいは、この土地も)中華民国であるとして台湾の統治を始めます。この時期前後に台湾に移り住んだ人たちを外省人(がいしょうじん)と呼びます。

 

日本の敵だった訳ですから、その後の対日意識に大きな影響を及ぼしたのは至極当然です。

 

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一方で、その前から台湾に住んでいた人たちを本省人(ほんしょうじん)と呼びます。

(動画の中で佐々木氏は「内省人」と呼んでいますが、恐らく英語で意思疎通をしているので、「本省人」と言う漢字の単語は見聞きしていなかったのだと思います。)

 

その本省人は1895年(明治28年)~1945年(昭和20年)、日本の統治を受け、日本人として戦争にも関わっていくことになります。

 

つまり外省人とは真逆で当時の日本にとっては味方だった訳です。

そして戦前戦中当時は同じ立場だったはずの戦後の韓国(朝鮮)人の振る舞いを見てきた日本人には理解が難しいのですが、現代の台湾人は当時の日本統治を非常に肯定的に見てくれるし、とにかく親日です。

 

民進党はそちらの流れが色濃いので、日本とも交流が盛んです。

 

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従って、佐々木氏の仰る通り今の日本人は民進党支持に大きく偏り、そちら側にバイアスのかかった情報が入ってくると言う点については大きく同感です。

 

私がこの20年間見てきた台湾で言えば、

①そもそも外省人は人口の10%強、そこから推測すれば国民党支持の本省人も多い。

 動画の中で言われていた台商以外にも軍人等公務員系なども国民党支持が多い。

外省人もどんどん代替わりが進み、本省人の影響も受け、日本好きが増えている

③若い人ほど統一色は無くなり、国民党の統一派は年と共にどんどん減っている。

④選挙で言えば、前回までは反共産党・反国民党で民進党が躍進。

⑤今回は国民党も民進党も支持できないとして若者中心に新党である民衆党に票が流れた。

 

またこの動画の最後の方で佐々木氏が言われる「台湾有事とは何か?」と言う話も興味深く、日本にとっても大事な話です。つまり「武器でドンパチだけが台湾有事ではない、もっと様々な陰険な方法で相手を苦しめることも含まれる。」がとても参考になりました。

 

こう言った話を聞いた上で日本はどうやって国を守るのか。

「一体どこが日本に攻めてくると言うんですか?」とか

「中国が攻めてくる訳がない。そんな証拠も無いではないか。」

こんなことを言う人たちには、万が一にも「政治(屋)」は任せたとしても国防なんて任せられるわけがない、と私は思ってしまいます。

 

これは本当に皆で真剣に考えて行かなければならないことです。