桃太郎日記~親日国家・台湾より

桃太郎日記~親日国家・台湾より

親日台湾は1895(明治28)~1945(昭和20)年の50年間
反日朝鮮は1910(明治43)~1945(昭和20)年の35年間、日本に統治されました
台湾は[日本の統治を受けた本省人(子孫)90%弱]と[大陸で日本と戦った外省人(子孫)10%強]が同居する国です

15年以上台湾で暮らす日本人の目から見た「台湾」や「台湾人」を皆様にお伝えします。

静岡県知事選は立憲民主・国民民主推薦候補が自民推薦の候補を破り、少しだけ風が吹きました。

 

そして東京都知事選挙は、自民が小池都知事、立憲が蓮舫氏、そして安芸高田市の石丸市長も立候補します。

 

大王製紙・元会長の井川氏は「石丸氏はまだ何の実績も上げていない」と、ある意味まっとう、ある意味若干否定的な意見を述べられていました。確かにその通りではあると思います。


井川氏はとても優秀な方だから、人生の一部でつまずいた経験はあるとしても、どちらかと言うと優秀な人が政治を引っ張るイメージがある?それはある面で正しいと思います。

 

一方で石丸氏は京大を出て、大手都市銀行で働かれていたので同様に優秀な方ではありますが彼の政治姿勢は、自分が何かをやってやると言うよりも、現段階ではできる限り様々なことを選挙民に対して明らかにして、後は選挙民に任せると言うイメージがあります。

 

私が思う石丸市長の最も大きな実績は、安芸高田市における一部議員の怠慢やこれを意図的に隠すような、また怠慢を助長するようなマスコミが一般市民に「真実」を分からせない様にしてきたことを徹底的に炙り出した部分だと思っています。少なくともこう言った根深い問題は、彼が出てくるまではここまで明らかにされてきませんでした。

 

ちなみに都政に関するネット記事のコメント欄にこんなのがありました。

 

「都民には都議会の動画を見てもらいたいですね。小池知事は答弁拒否が多い。
 不都合なこと・後ろめたいことがあるから。石丸さんを4年間見てきましたが、
 市議の既得権益を炙り出して、二元代表制を本来の姿に戻し、5年連続赤字の財政も黒字化

 した。都議会の深い闇を表沙汰にして政治再建をして頂きたい。」

 

私は石丸市長の様な若者が今度の都知事選に出てくれることに大きな期待を寄せています。

 

今度の選挙で東京に住む若者がどういう判断をするか、人口動態的にも組織票に頼る旧来型の政治家がやはり非常に有利なのだろうと思いますが、例え当選はかなわなかったとしてもその結果をちゃんと見届けたいと思います。

 

今の若者はみな「良い子」達ばかりなので、やはり今回もとても聞き分けよく、老人たちの意見に巻かれて終わってしまうのか。投票率が上がれば、組織票に対抗できてワンチャンあるか?

 

いろいろな意味の期待を以って、近隣県よりその行く末を見守りたいと思います。

 

 

<抜粋>

「民衆が火の中に連れ込まれることになる」と発言した20日の座談会に出席していた鳩山由紀夫元首相が、「基本的に同意する」と述べていたことが分かった。

招待を受けた鳩山氏は「和を以て貴しとなすという言葉は中国にも日本にも通用する言葉で、私はそれを『友愛』という言葉で置き換えている」と持論を展開。「東洋の持っている精神を十分に理解をすれば、決してこの地域全体が不安定になることはない」と言い切った。

 

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本人的には良いことを言っているつもりなのでしょうが、一体どう言うつもりなのか。

 

「『和を以て貴しとなす』が中国に対して通用する」と言うのであれば、今まさに中国に対して言うべきでしょう。

 

中国が台湾や香港に対してやっていることはどこからどう見ても『和を以て貴しとなす』からは程遠い状況です。

 

ハッキリ言ってこの発言は完全に場違い。

言うべき時に、言うべき相手にきちんと言え!と言いたい。

 

それとも今の中国の様な「階級制度」を敷いて、虐げられている農村戸籍の人たちにも面と向かって言えるのかな?この人は。あ~、きっと言えちゃうんでしょうね。

 

だって中国共産党に逆らって、その制度を壊そうとする人がいたら、それこそが「和を乱している人」と言えちゃうんでしょうから。

 

自身が首相時代には沖縄の米軍基地を「最低県外」とか言ってましたが、当時の状況からでも良いし現状からでも、あるいは今後でも良いけれど、一体どんな解が導けるのでしょうか。具体的な解決策を聞きたいものです。

 

米軍基地は出ていけ!自衛隊は認めない!どうぞ敵国の皆さんは日本を攻めてください!

本心はこんなところなのか、それとも私などには思いもよらないすごい方法があるのか。

 

今の政治家の中にも似た人がたくさんいますが、ただの言いっ放しばかりで本当に無責任な人(たち)です。

 

 

<抜粋>

中国政府(中略)国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官は20日、台湾の頼清徳総統が行った就任演説の内容について「台湾独立の立場をかたくなに堅持した」と非難した。「台湾独立工作者の本性を現した」とも断じており、中台関係の改善は当面見込めなくなった。

 

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この記事だけ読むと、台湾政府がまるで何か先鋭的なことを言ったかのようです。

 

 

 

ちなみに時事通信のサイトで過去記事を見ると、この記事だけがありました。

 

 

<抜粋>

民進党の頼清徳氏(64)が20日、総統に就任する。頼氏は副総統として、中国と距離を置く蔡英文総統を支えてきた。(中略)中国の「祖国統一」圧力が増す中、頼氏が就任演説で対中政策にどう言及するかが注目されている

 

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時事通信なので仕方ないのかも知れませんが、「台湾の新総統が何を言うかに注目」と言ったからには、上記中国側の発言の報道する際に、せめて台湾側が中国に対して何を言ったのかを併せて報じないと、全体の方向性が見えないと思います。

 

 

 

 

 

<抜粋>

台湾の新たな総統に就任した頼清徳氏は演説で、緊張関係にある中国との関係について「卑下せず、おごらず、現状を維持する」と強調しました。(中略)私は中国に対し、台湾への威嚇を取りやめ、台湾と共に世界の責任を負い、台湾海峡や地域の平和と安定の維持に力を注ぎ、世界が戦争の恐怖から免れるのを確保するよう呼びかけたい

 

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これらの内容を見れば中国を挑発する意図が無いのは明確だし、これに対する中国側の発言を見ればどう見てもおかしいのは中国です。

 

同様におかしいのは、読者がそれを判断できない様にしか伝えていない時事通信でしょう。

日本国民に対してもうちょっと真実が伝わりやすい報道をすべきだと感じます。

 

 

 

ついでに言えば次の記事中の中国の駐日大使の発言は人としてどうなんでしょうね。

 

 

この記事の写真を見ると鳩山さんと福島さんが写ってますね。さもありなん、です。