NHK ETV特集「二風谷に生まれて」を見て感じる違和感 | 桃太郎日記~親日国家・台湾より

桃太郎日記~親日国家・台湾より

親日台湾は1895(明治28)~1945(昭和20)年の50年間
反日朝鮮は1910(明治43)~1945(昭和20)年の35年間、日本に統治されました
台湾は[日本の統治を受けた本省人(子孫)90%弱]と[大陸で日本と戦った外省人(子孫)10%強]が同居する国です

番組の大筋に文句を言う積もりはありません。

 

でもアイヌ民族の主人公のおじいさまが、満蒙開拓団に参加して現地で中国人を差別する日本人を見たと言うところで、

 

主人公が、当時の日本人はこうやって中国人や朝鮮人を差別したのだろうと何気なく話すのですが、これって本当?って思いました。

 

今の日本人の特にこうした言論を主張する人々は当時の日本人が朝鮮人に対して、中国人にするのと同じように差別したと簡単に言うのですが、本当にこれは史実ですか?って問いたいのです。

 

これだけネットが発達している時代、当時の朝鮮人と中国人の扱いが本当に同じだったのか?なんて学のある人ならある程度は調べられると思うのです。

 

いや普通に当時の歴史を振り返ったら、

台湾と朝鮮は日本だった、

当時、日本人は一等国民の意識があった、

日本本土人は朝鮮人と台湾人(場合によっては沖縄の人)を二等国民と見る人が多くいた、

その立場で、中国人を含むアジアの他国の人々を下に見る傾向があったのではないでしょうか。

 

私はそう考えるのが自然ではないかと思うのです。

 

加害者「日本」と被害者「中国、朝鮮」が史実のように言うのは如何なものでしょうか。

私はこう言った物言いにすごく違和感を感じます。

 

場合によっては、当時の「日本人」の中には台湾人も朝鮮人(北朝鮮人、韓国人)も含まれていた可能性がかなり高いと思うのです。

 

日本人は、加害者・被害者どちらの立場であっても、もう少し客観的に歴史を見るべき様に感じます。